映画『最強のふたり』
アマゾン・プライムで観終わりました。
忘れないうちに感想を書きます✨
ぜひ、まだ観ていない人には
観てほしい、そんな映画です✨
画像引用元:Amazonプライムビデオ
『最強のふたり』というタイトルからすると
刑事ドラマかなんかかと思いますが
違います。
介護ドラマです。
2011年のフランス映画。
ハリウッドでリメイク版も作られています。
私は公開当時、まったく気がついて
いなかったのですが
かなり話題になっていたようですね。
10数年前の公開というと、
ちょうど私は子どもが小さくて
映画どころじゃなかった時期でもあります😅
観ようと思ったきっかけ
先日、何かのニュース番組で
重度の障害を抱える若者と
その生活を支える
多種多様、国籍も多様な
ヘルパーの人たちの生活が報道されていました。
その生活は明るくて
びっくりするほど楽しそう✨
Tik Tok配信で生活を配信している
名古屋の『ウガリだいすき』さんなのですが
(→https://www.tiktok.com/@wheelerbase)
その方の生活に対するコメントに
『リアル最強のふたり』というのがあり
『最強のふたり』って何やねん
というところからの
今回の映画視聴でした✨
感想を一言でいうと
感動少なめで面白さ多め
観て損はない。
いえ、まだ観ていない人には
観てほしい映画です✨
『障害者』に関するものは、本でも映像でも
うっかりすると、過剰に感動的なものに
流れてしまいがちです。
そうしたものは私は苦手で
『ちょっとな〜』と思う方も多いと思います。
でも、この映画は違います。
映画のジャンルもコメディ。
もちろん弱い立場の人を
馬鹿にしたりというものではありません。
介護する方も、介護される方も
お互いに言いたいことを言っており
それがとっても面白いんですよね。
あらすじ
大金持ちの車椅子生活のおじさんと
スラム育ちの若者のお話で
その対比がよくできたドラマなんですが
実話をベースにしてるのが
またびっくりです。
Amazonプライムからストーリー説明を
マルっとお借りするとこんなのです(↓)。
事故で全身麻痺となり、車いす生活を送る富豪と、図らずして介護役に抜擢されたスラム出身の黒人青年。
共通点はゼロ。
高級住宅地とスラム、ショパンとクール&ザ・ギャング、超高級スーツとスウェット、洗練された会話と下ネタ、車いすとソウル・ミュージックに乗ってバンプする身体―。
二人の世界は衝突し続けるが、やがて互いを受け入れ、とんでもなくユーモアに富んだ最強の友情が生まれていく。
大富豪フィリップは、パラグライダー事故で
全身麻痺になってしまった💧
介護される方とする方の目線の高さが同じ
はっきり言って、介護する方の
スラム出身の若者ドリスの介護はかなり雑。
もっといえば乱暴。
少なくとも最初は、笑っちゃうくらい雑です。
首から下は麻痺しているフィリップに対し
フィリップの携帯を
体が動く人に対してするように
距離50センチくらい開いた状況で
『はい』と手渡す。
別の日には、フィリップの足の感覚がないのを
『すげ〜』と興味深げにみながら
ポットのお湯を足に垂らそうとする。
←これはさすがに、他の人が
『やめなさい』
と即座に止めていました😅(ホッと安心)
そんな介護者としてはダメやん!
なドリスですが、フィリップは
『彼は私に同情していない』と受け止めます。
まあ、かなりな凸凹コンビなんですが
なんだかんだで結局は
相手を尊重しながら適度な距離を保つことできているんですね。
そこが不思議で最強なところです。
フィリップとドリスのそうした関係は
変な気をつかわず
どちらも無理をしていないので
楽しいし、安らぐ関係です。
介護はまだ私はした経験はないのですが
親の介護でも何でも、どうしても
介護する方だと、される人の方を保護する
というか、子ども扱いしちゃいそうな
自分がいます。
でも、この映画に出てくるように
相手の状況は状況として
変な同情はせずに、同じ目線の高さで
接することがいいんだろうな
と思いました。
そうでないと、介護される方も
『迷惑かけて悪いかな』なんて思って
して欲しいリクエストを出せないし
介護する方も過保護に接してしまい
相手のできる能力を奪っていくことに
なるんでしょうね。
何かが起こって大きくスリリングに展開するというストーリーではないのですが、とても楽しめてちょっと考えさせられる映画でした✨
しつこいですが、まだ観ていない人は
ぜひ、観てください✨
ではでは
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