今日は、ブログをお休みしようと思っていたのですが、昨日、訪れた京都市伏見区にある城南宮の梅&椿があまりによかったので、急遽、ご紹介します♡
2月20日はしだれ梅は三分咲き。
お宮のスタッフさんによると、急に暖かくなったので、数日内に見ごろを迎えはじめるのではないかとのこと。
21日からの週は、要チェックですね。
アクセス
今回ご紹介する城南宮は、京都市伏見区中島鳥羽離宮町にあります。
ここのしだれ梅については、私は関西在住(京都以外)なのですが、これまで全く知らず、京都在住の職場の人と、たまたま話をしていたときに教えてもらいました。
同居しているうちの親も知らなかったといっていたので、もしかして京都以外の人は『知る人ぞ知る』スポットかな(笑)
京セラのノッポな本社ビルがすぐ近くにあります。
地図で見てわかるように、名神高速道路の京都南インターチェンジのすぐ近くにあります。
なので、車で行くのも超便利なんですが(今回私は、車で行きました♡)、京都駅からも4~5キロしか離れていないので、京都駅からバスに乗っても行けます。
車で行く場合
★名神高速道路 京都南IC 南100m(近い!)
★第二京阪道路 城南宮南出口 西500m
城南宮の無料駐車場が200台分あります。
私が行った日は、まだ梅の見ごろの手前だったので、お庭の拝観時間が午前9時からのところ、10時に到着しても、十分に駐車できました。
*駐車場はけっこう広い!しかも無料!
しかし、スタッフの人に聞くと、梅の見ごろのときは、平日・休日にかかわらず、拝観時間前に満車になることも多いとか。
一度満車になると1時間かそれ以上、戻ってこない人が多いのでしばらく駐車待ちをしなければならなくなります(-"-)
『まさに見ごろ』のときに行かれる場合、拝観開始前(できれば30分前の8時半頃)に到着するか、近隣の有料コインパーキングを使う覚悟でまいりましょう。
公共交通機関を使う場合
バス・タクシー乗り場は④番出口です。
★京都駅からは八条口からR'EXバス(京都らくなんエクスプレス)直通15分です。
しだれ梅と椿祭り開催中!
城南宮では期間限定で毎年、『しだれ梅と椿祭り』を開催しています。
期間など
令和3年は2月18日(木)から3月22日(月)までです。
拝観時間は、午前9時から午後4時30分まで(受け付けは午後4時終了)
拝観料
★大人 600円
★小・中学生 400円
★障害者手帳を提示した人 300円
付き添いの人も1名まで 300円
庭園はとても手入れが行き届いており、素晴らしい管理状態だったので、納得のお値段(拝観料)です♡
手前には植木市
入口の鳥居横の参道で
植木市をやっていました。慶樹園さんと松甫堂さん出店です。
規模は小さめでしたが、植木はどれも美しく、1000円台のお手頃価格のものもあり、ちょっと買って帰るのにはいい感じでした。
お庭には超ゴージャスなしだれ梅&椿が!
お庭は順路にそって回遊するようになっており、前半、しだれ梅が続いた後、後半で椿がきます。
*お庭の地図、光ってみにくくてすみません(^^;)
しだれ梅たちは、3分咲きでもかなりゴージャス!
城南(鳥羽)離宮遺構の築山と伝わる『春の山』には、約150本の紅白のしだれ梅があります。
梅は近くでみても
ちょっと離れてみても
さらに離れてみても、ゴージャスで美しい♡
椿も近くでみても
離れてみても
散っていても美しい。
この光景(↑)、私は散った椿と背景にしだれ梅が映っていて、とても好きなんですが、子供は『椿の花がそのままボトッと落ちてて、なんだかコワい』とのこと。
そういわれれば、そうかもしれん。
この城南宮のお庭では、11月には『曲水の宴』も行われています。
水の流れのある庭園などで、その流れのふちに出席者が座り、流れてくる盃が自分の前を取りすぎる前に詩歌を詠み、盃の酒を飲んで次へ流し、別室でその詩歌を披講するというあれです。
庭園の水の流れはゆっくりしており、『これなら私も歌を詠めるかも!』(←ウソ)。
画像引用元:城南宮ホームページ
2020年は残念ながらコロナで中止になりましたが、今年は開催できるでしょうか。
なんだか開催できそうな気がします。
城南宮は1200歳(たぶん)
せっかくなので、ここで城南宮の歴史を簡単にご紹介します。
平安京に都が還ったとき(794年)、国の安泰と都の主語を願って創建されました。
平安時代の後期には城南宮を取り囲むように離宮が築かれ、院政の拠点となっています。
また、方位の災いがないように願って行う『方違(かたたがえ)』の宿所に離宮の御殿が選ばれることも多く、熊野詣に出かける際は、離宮に7日ほど滞在して身を清め、旅の無事を祈って出かけました。
城南宮が『方除の大社』と仰がれる所以ですね。
1861年には徳川将軍に嫁ぐために和宮さまが江戸に向かわれた際、城南宮で旅の方除・道中安全の祈祷を修めたそうです。
また、明治維新を告げる鳥羽伏見の戦いは、京都に入ろうとする旧幕府軍に対して、薩摩郡が城南宮の参道から大砲を放ち始まりました。
ヒストリカルすぎてびっくりです(*_*)
周辺の遊び場★子連れの場合はここがおすすめ
城南宮付近で大人がみるところは、鳥羽伏見の戦い後の石碑など、いろいろあるのですが、お子さん連れの場合、約5キロの距離に、京都鉄道博物館と私が愛する京都水族館があるので、そこがおススメです。
歩いていくのは難しいので、車か市バスで行くのがいいですね。
行き方は、ほぼ道、まっすぐです。
京都水族館には
こんなのがいます。
また、梅小路公園という公園の両端に京都水族館と京都鉄道博物館があるのですが、この梅小路公園、広い芝生広場があるし、比較的年齢の低い子供たち(幼稚園から小学校低学年くらい)が沢山おり、暴れてたり大騒ぎている若者もみたことがないので、小さいお子さんは、遊びやすいでしょう。
*広々している梅小路公園♡
おわりに
コロナになって遠方に遊びに行くのは、難しい状況が続いています。
感染状況にビクビクしつつ、近場(=関西内)で遊び場を娘と(私の父母とも)開拓中です。
ディスカバー近所、ディスカバー関西です。
今回行った城南宮も、コロナになっていなかったら、きっと行っていなかったと思います。
コロナの感染拡大はとっても困りますが、コロナのおかげ(コロナのせい?)で、自分の住んでいる地域・地方に目を向け、ちょっとだけ詳しくなることもできました。
思っていた以上に住んでいる地域が奥深くて、知らない興味深いところもあると分かりました。
コロナが収まっても、今までのように海外や、キラキラした遠方の遊び場だけに目を向けず、同じように自分の住んでいる地域のことを知って、愛していけたらなと思います。
城南宮、距離的に行けそうな方がいたら、是非、しだれ梅がいい感じのときに、いってみてください!
今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
*梅の情報はこちらから!城南宮公式ホームページ