無駄な税金は1円たりとも払わないをモットーに、NISAやイデコを活用し、日々、節税に勤しんできたつもりだったのですが、思わぬところで税金の控除申告がもれていました💦
それは、2020年(令和2年)に適用要件が改正される前の、令和1年分の寡婦控除です。
5年前まで遡って申請できるので、先日、忘れないうちにと思って税務署で申告してきました。
控除を理解して使いこなすことは、節税には必須です。
でもめっちゃ難しい〜と感じた、今回の控除申告もれでした。
年末調整の時期ですし、少しでもみなさまに参考にしていただきたく、申告漏れから申告して還付金ゲット(振込はまだ)の顛末をレポートします✨
ちなみに、戻ってくる予定のお金は
3万5千円。
私にとってはなかなか大きな額です✨
ああ〜、申告もれに気が付いてよかった〜✨
控除ってさ〜、種類が多くて困るよ
最初にサクッと、控除についておさらいしときます。
『控除』とは『差し引く』という意味です。
税の分野において控除が適用されると、課税対象額が減ったり税金そのものが減ったりします。
つまり、節税できるということです。
控除は使わないと損するということです。
とはいえ
めっちゃ多い控除の種類
控除の種類、めっちゃ多いです。
それで見落として申告漏れしてたんですよね💦
控除はざっとあげただけで
1 基礎控除
2 扶養控除
3 配偶者控除
4 配偶者特別控除
5 障がい者控除
6 寡婦控除
7 ひとり親控除
8 勤労学生控除
9 社会保険料控除
10 生命保険料控除
11 地震保険料控除
12 小規模企業共済等掛金控除(イデコ等)
13 医療費控除
14 雑損控除
15 寄附金控除(ふるさと納税等)
会社員である私は、基本的にNo.1〜No.12までは年末調整のときに、記入欄をチェックしつつ、会社に簡単な書類を出したりすればOKです。
なので、注意するのはNo.13以降の『医療費控除』や『寄附金控除』のみで、ふるさと納税もワンストップでしているから、そんなに注意しなくていいや〜
と思っていたのですが、甘かった。
『ひとり親控除』は令和1年はなかった💦
令和2年からは『ひとり親控除』にしっかりチェックして、控除してもらっていたのですが、令和1年の時点では、まだ『ひとり親控除』という名前の控除は存在しませんでした。
令和1年までは『寡婦控除』だったんです。
私は令和1年の途中で離婚しているので、令和1年も寡婦控除の対象だったんですが
『寡婦』という見慣れない大正時代っぽい言葉のせいで、まさか自分が『寡婦』にあたるとは思いもよらず、全く眼中にありませんでした💦
はい、物知らずのお馬鹿さんです。
言い訳するわけではないですが、『ひとり親控除』の方が100倍、わかりやすいネーミングですよね。
せっかくなので改めて今回、『寡婦控除』や『ひとり親控除』について調べてみたんですが、令和1年分までの旧寡婦控除は、なんと!夫と離別・死別した人は受けられるけど、未婚のまま子供を育てている人は控除の対象外となっていました。
また、寡婦控除(特別の寡婦)と寡夫控除の金額に差があり、シングルファーザーはシングルマザーに比べて控除額が少ない状態だったんです。
そこで、税制改正により、2020年分から「寡夫控除」が廃止されると共に「ひとり親控除」が新設され、同一生計で総所得金額等が48万円以下の子供を持ち、本人の合計所得金額が500万円以下の単身者(ひとり親)は、男女を問わずひとり親控除の対象になり、現在に至ります。
いや〜、改めてみてみると、税制ってほんと、油断も隙もない。
『寡婦』という古めかしい言葉に幻惑されて、見逃してました!
私のミスです。しっかりチェックしなきゃと思いましたよ。
それに、未婚だと子どもがいても控除対象にならなかった2019年までって『なんやねん』と、ネーミングだけでなくシステムにも憤りを感じます🤔
控除の申告を忘れていても終わりではない
今回、ふと『私って離婚して、今、何年経ったっけ?』と思ったところから、申告漏れに気が付いたのですが、『ああ、しまった』と思っても、それで終わりではありませんでした。
遡って5年、申告し直せるんです♡
そこで、申告の手続き(書類の書き方)もよくわからなかったので、最寄りの税務署にお電話して、相談窓口で相談することにしました。
相談は基本、予約制です。
税務署に電話して予約を取ったんですが、なんと2か月先の予約しか取れませんでした💦
/美味しいものでも食べて待つとするか/
そして先日、予約した日に税務署に赴き、無事、申告してきました!
その日の持ち物は
税務職員さんのマンツーマン指導で、約40分かけて、国税電子申告・納税システムに登録するところから始め、マイスマホで申告するところまでやり遂げました!
/苦労の末、送信できたよ/
そして還付金ゲット(予定)
システムで最後までいって、申告票を送信すると還付金額についてというメッセージが出てきました。
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
あなたの還付金額は35,707円
というメッセージをみて、やった〜と喜ぶ私。
税務職員さんも、『よかったですね』とおっしゃってくださいまいた✨
銀行口座で振り込まれるのは、職員さんによると遅ければ2か月先とのことでしたが、いずれ振り込まれるお金。
ゆっくり、楽しみに待ちますわ〜。
それにしても、申告漏れに気がつかなかったら危うく3万5千円、損するところでした。
みなさまも損がないよう、年末調整の書類、今一度、チェックし直してみてくださいませ✨
ではでは
♪『はてなブログ』で運営しています♪
♬ぜひ、読者登録お待ちしてます♬
♪ブログランキングに参加してます♪
♫励みになるのでポチッとお願いします♫