もともと私は料理は苦手で、料理はこなさなければいけないタスクの一種という受け止めでした。
そしてバランスのとれた料理を、いかに短時間で作業工程を少なく作るかに情熱を注いできました。
いろいろな時短家電を駆使して、ハイクオリティな料理を仕上げる勝間和代さんにあこがれを持っています。
しかし一方で、遊びの延長でスキマ時間にお菓子を作り続けているわが子を見ていると、『わたしも、もっと自由に料理そのものを楽しみたい』という気持ちもあったりして✨
そんな時に手に取った滝沢カレンさんの『カレンの台所』。
以前にもご紹介しましたが、なぜかクセになる感じで、2週間に1度ある在宅勤務の日や休日に、頻繁に手に取っています。
汚れないようにビニールカバー装着!/
平日はなぜか手が伸びないんですが、休日になるとパラパラめくりたくなる不思議な本。
そして読んでいるうちに作ってみたくなり、実際に作ってみています。
昨日は在宅勤務だったので、夜ご飯に『カレンの台所』から豚の生姜焼きを作ってみました。
豚の生姜焼きなんて一般的な品目だし、普段わたしがやっている方法と、ちょっと変わったところといえば、サラダ油の代わりにオリーブオイルを使ったり、玉ねぎも豚肉と一緒に下味をつけることくらいです。
玉ねぎと豚肉、仲良く袋にIN/
特殊な作り方ではないんですが
『豚、玉ねぎ、ショウガ、クラスの人気者たちを、みんな集めてうま味風呂につけて~』(←本の説明はこんな感じです)
とか、妄想しつつ料理するのは、たまらない開放された時間です。
本には
『漬けるだけ漬けていきます。30分から半日漬けたっていいですし、忘れて次の日まで漬けたっていいんです』
とあったので、昼ごはんを作るときに一緒に漬け込んで後は夕方まで放置しました。
かわいい本のイラスト/
夕方、おもむろに冷蔵庫からうま味風呂袋をとりだし、冷え切った体をオリーブオイルをひいた熱々のフライパンに、一気に入れて、はい、できあがりです♡
普段の夕食なのに、なんだかキャンプで料理をしているような、趣味的な楽しみがじわじわきます。
今のところ、在宅や休日以外の普段の料理は、あわただしく作っているので、なかなか『楽しく料理をする』という境地には至っていません。
通勤しなくていい在宅勤務の日や休日中心に『カレンの台所』を活用し、料理時間に妄想時間をプラスして楽しんでいるのですが、平日にもこの中のレシピで作る気になったら、気持ちに余裕が生まれている証拠ということでしょうか?
この本のあとがきには
『自分の味という名の道を作って行きましょう
この本はどうか
台所の片隅にでも置き去りにしてください』
とありますが、まだまだ置き去りにはできそうにありません♡
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました!