シングル&ワーキングママのぽんちゃん日記

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【本の感想】空気が読めなくてもそれでいい。非定型発達のトリセツ

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ゴールデンウィークの真っ只中、精神科医水島広子さんと漫画家・細川貂々さんの『空気が読めなくてもそれでいい。非定型発達のトリセツ』を読み終えました✨

 

 

『空気が読めなくてもそれでいい』は、水島広子さん×細川貂々さんのベスト&ロングセラー『それでいい』シリーズの第4弾。

 

 

私はこれまで同シリーズの、『それでいい』や『やっぱり、それでいい』を愛読してきました。

 

このシリーズ、”ネガティブ思考クイーン”漫画家・細川貂々さんが、対人関係療法の第一人者・精神科医水島広子さんに会いに行き、等身大の自分を認めていく。

その過程が漫画になったものです。

 

 

ページ構成は漫画が多く

 

 

漫画の間に、水島先生のコラムが挟まっています。

 

そのため、重くてガチの当事者以外だとわかりにくい内容にもかかわらず抵抗感なく読め、私のお気に入りのシリーズです✨

私、本は断捨離中なんですが、このシリーズは手元に置いてたまに読み返しています。

 

今回読んだ本は細川貂々さんが『非定型みたいですね』と、水島先生から診断されるところから始まります。

 

非定型発達、それは発達障害という病名はつかないけど、日常さまざまな生きづらさを抱える”グレーゾーン”な人たち。

 

非定型の人の特徴としては

★嘘がつけない
(定型の人は、必要とあらば嘘をつく)

★裏表がない

★真面目

★正義感が強い

★空気が読めない

(定型の人は、ニュアンスを読んでざっくりとした理解ができる)

★ルールに厳しい

★冗談が通じない

などなど。(『空気が読めなくてもそれでいい』P17からアレンジして引用)

 

なんか、融通は効かないけど、いい人っぽいキャラ。

私も『当てはまるところある!』と思ったりして。

 

発達障害という言葉は有名ですが、非定型発達という言葉は『発達障害』というワードほどには浸透していないですが、

 

非定型発達とは『定型発達ではない』という大きなくくりであって、その中で社会生活を送るのも難しいという方を『発達障害』と呼ぶ

(『空気が読めなくてもそれでいい』P23から引用)

この説明が、私は分かりやすかったです。

 

(『空気が読めなくてもそれでいい』P16から引用)

 

非定型度合いの差はあれ、自分の周りの人にも、そして私自身も思い当たる箇所があったりして。

だからこそ、スペクトラム(連続体)なんでしょうね。

 

 

非定型のトリセツ(取扱説明書)としては

 

分の取説を作って相手に示し、『定型同士だったら取説なしに関わるところを、取説を見たうえで、関わらなければいけなくて、ご苦労様です』という気持ちを持つ。

 

◎周りの人は、叱るときには頭ごなしだと非定型の人はパニックになるので、『これはこうやった方がいいよ』と、より良いやり方を教えてあげる。

 

◎非定型の人は、自分がどういうタイプで、どういう特徴があるか、自己理解をする。

 

◎安全を感じると、能力を発揮する。

 

非定型で生きていくのは大変なので、脳を休める時間が必要

 →一人の時間が必要

 

などなど、とても具体的なことが書かれていました。

 

 

でも、これって非定型に限らず、定型の人でも、とっても生きやすくなるために有意義なことですよね。

 

非定型の人が生きやすい場所では、定型の人も生きやすい。

当たり前のことですが、改めて思いました。

 

♪ちょっと一息♪

 

貂々さんは、あとがきで書いておられます。

48歳の時に水島先生に『てんてんさんは非定型発達です。自閉スペクトラムです』と診断されてから3年たちました。

私は今は51歳になりました。

『非定型発達です』と言われた時に『もう普通に縛られなくていい。どうすれば普通に生きられるか悩まなくていいんだ』と長年縛られてきた何かから解放されたようにホッとしました。(『空気が読めなくてもそれでいい』P152から引用)

 

自分の弱いところを知っておくことは緊急事態に出会っても、『私は衝撃を人より強く受ける。でも時間がたてば衝撃は薄れる』と冷静に受け止めることができるので強いです。

自分が定型の人とどこが違うかを理解して、どこを気をつけるようにすればいいか?

ということがわかっていことは強さになります。(『空気が読めなくてもそれでいい』P153から引用)

 

てんてんさんは、この本を作る過程で、『自分という人間はこういうものなのだ』と把握することができたそう。

 

羨ましいです。

 

私は自分のことを分かっているつもりでも、いまだに、『あれ、私ってこういう風になるんだ』と日々の対人関係や出来事で揺れたりします。

きっと、自分自身をよく分かっていないところも、多いんじゃないかなと思います。

 

この調子だと死ぬまでかかるかもしれませんが(笑)、日々、自分を理解できるように努めようと思いました✨

ぼちぼち、がんばります✨

 

↓今回読んだシリーズ第4弾と

 

↓記念すべきシリーズ第1弾♪

 

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