うちの子はこの春、小学校を卒業して中学校に入学します。
小学校の6年間お世話になったランドセル。
中学校では使わないけど、どうしよう?
子供とランドセルのいく末について、調べてみました!
卒業後のランドセルがすすむ道
私の子供の頃は、ランドセルは小学校高学年になると、けっこう傷みが激しくなっていて、普通のリュックなどで通学していた子も多かったように記憶しています。
でも、最近のランドセルは丈夫で美しいまま形状を保っています。
うちの子が通っていた小学校でも、ほとんどの子が小6卒業までランドセルを使っていました。
うちの子のランドセルも、品物としてまだまだ使えそう。
けっこうピカピカです。
わが子のランドセル♡まだまだ使えそう/
思い出もつまっているし、祖父母に買ってもらったものでもあるし、ゴミに出しちゃうのはしのびません。
周りのママ友に聞き込みをしたところ、小学校卒業後のランドセルの使いみちは、おおよそ以下の3パターン。
★リメイクする。
★世界の子供たちに寄付。
★自宅で保管。災害時のリュック等として活用。
これらについて、いろいろ調べてみました!
ランドセルをリメイクして使う
ランドセルは革がいいものが多いので、リメイクして小物を作ってもとってもおしゃれ。
中学校から使うパスケースやペンケースにしたり、ランドセルをそのままミニュチュアにしたりと、リメイク内容についてもいろいろあります。
リメイクしてくれるショップや工房も、メジャーなところだけでも10か所以上。
ここでは、私が個人的に気になった『おしゃれ!』だったり『面白い!』リメイクをしてくれるショップを4つご紹介します。
伊藤鞄製作所
画像引用元:『伊藤鞄製作所』公式ホームページ
伊藤鞄製作所は約60年の歴史を持つ会社で、プロの職人さんたちがリメイクしてくれます。
ここのうれしいところは、集荷代金を含め、配送料が無料なところ。
イニシャルや名前を無料で刻印してくれます。
また、写真やメッセージのプリントもできます。
リメイク製品は定番のミニランドセル(税込み1万6500円)や
サイズは15×11×8.5cm/
長財布(税込み1万4960円)(↓)、キーホルダー、パスケースなどなど。
いかにも丁寧にリメイクしてくれている感じです✨
伊藤鞄製作所ランドセル・リメイクの公式サイトはこちらから
スガタキ
|
ミニランドセルを扱って25年!
こちらも往復送料無料です。
ミニランドセルを収納する透明なケースと、しおりがおまけでついてます。
また、キズや名前、落書きなどはできるだけ残すように加工してくれるそう。
子供の6歳からの思い出が、そのまま残っていいですよね♡
楽天ランキング1位。
お値段は税込み1万5660円です。
アトリエタカ
横浜にあるランドセルリメイク工房です。
ランドセルの状態がよければ、なんと6種類8品目作ってくれるそう。
オトク感満載です♡
画像引用元:『アトリエタカ 』公式ホームページ
①コインケース(ファスナー式)
②ペンケース(ファスナー式)
③パスケース(両面2枚入れ)
④キーホルダー(2個)
⑤キーリング(2個)
⑥フォトフレーム
⑥のフォトフレーム』は、ランドセルの内側のポケット部分を使用して作られています。
料金は標準6種類、合計8品目一式で、税別1万6000円です。
セットはなんだかお得な感じで、それだけでうれしいです♡
アトリエタカの公式サイトはこちらから
モギカバン
実は私、これが一番気になっています(笑)
なんと、ランドセルのフタ部分を活かして壁掛け時計にリメイクしちゃってるんです。
お値段は 税別1万1000円+送料。
モギカバンはランドセルも製作しているのですが、他社製品のリメイクも受け付けてくれます。
本革だけでなく、合成皮革でもOK。
キズやシワなどもそのままデザインとして、使ってくれるそう♡
これを部屋の壁にかけていたら、遊びに来たお友だち(ママ友も含む)にウケそうです。
壁にかけるとこんな感じ♡意外とおしゃれ
発想が斬新でびっくりなリメイクでした!
モギカバン『ランドセル時計』の公式サイトはこちらから
世界の子供たちに寄付
続いては、まだまだ使えるランドセルを、そのまま寄付する方法です。
ランドセルで社会貢献できるなんて、素敵ですよね。
海外の途上国に物資支援をしている団体に、ランドセルを送る形で寄付します。
寄附されたランドセルは、支援団体によって送付先が違うのですが、アフガニスタンなどの途上国に送られて、子供たちに届けられます。
日本のランドセルは耐久性が高いので、6年間使ったものでも寄付すれば喜んで使ってくれるそう。
ランドセル寄付の活動に取り組んでいる企業もあります。
ソフトバンクはネパールにランドセルを送っていたのですが、残念ながら今は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、ランドセルの寄付をとりやめています。
そんな中で、ランドセル寄付活動を続けているのが、ジョイセフです。
国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
ジョイセフは、女性のいのちと健康を守るために活動している国際協力NGOです。
身の回りにあるもので支援を行っており、その一つがランドセル。
ジョイセフは、使わなくなったランドセルをアフガニスタンに送り、子供たち、とりわけ女子の就学に役立てられています。
たまにニュースでも報道されていますが、アフガニスタンでは教師や学校の不足に加え、多くの子供が貧困などが理由で教育を受けられないでいます。
特に女の子は、結婚が早かったり、女子を教育するということに理解が得られず、教育の機会を奪われがち。
画僧引用元:『ジョイセフ』公式ホームページ
ランドセルを送ることが女子の就学機会を増やすことに、間接的にでも役立つとうれしいですよね。
送るランドセルの色は、もちろん黒でもOK。
しかし、損傷が激しいかったり、豚革のランドセルは受け付けていません。
豚革については、宗教上の理由とのこと。
送付の際は、防犯ブザーやお守りは取り外して送りましょう。
寄附の方法は、海外輸送経費としてランドセル1個につき、1800円を寄付のうえ、ランドセルを横浜の指定倉庫あてに送ります。
新品の学用品をランドセルに入れて送ることもできるそう。
ジョイセフの『思い出のランドセルギフト』の公式サイトはこちら
思い出のランドセルギフト | 物を贈って支援 | ご支援/ご寄付 | 国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
ランドセルの送り方についてはこちらから(↓)どうぞ。
ランドセルを贈る | 思い出のランドセルギフト | 物を贈って支援 | ご支援/ご寄付 | 国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)
セカンドライフ
NPO法人グッドライフが運営しています。
全国から集まった不用品を、ほぼ100%リユース。
ランドセルは国内でリサイクルされる他、ヨーロッパや東南アジア、中東などに送らています。
画像引用元:『セカンドライフ』公式ホームページ
また、セカンドライフでは、寄付1件につきワクチン1人分が寄付されます。
ランドセルの寄付でワクチン募金も同時にできるなんて、すごいですね。
寄付の方法は、ランドセルを160センチ以下のダンボールに入れ、セカンドライフのサイトからダンボールのサイズを選んで申し込みます。
申し込むと専用伝票が届くので、ダンボールに貼り付けて、ゆうパックに連絡すれば希望の日時に集荷にきてくれます。
ダンボールのサイズによって料金が異なり
★120センチまでだと2,100円
★160センチまでだと2,600円 です。
このお値段は、『伝票配送料+ゆうパック料金+ワクチン募金』のコミコミ料金です。
料金振り込みは、ダンボール送付の前でも後でもいいそうです。
セカンドライフ・ランドセル寄付の公式サイトはこちら
ランドセルの寄付ならセカンドライフへ。ランドセルの寄付が募金になります。
自宅で保管。災害時のリュックとして活用!?
私の周りで多かったのが、『とりあえず自宅で保管』しとこうというパターン。
ママ友たちと話していると、自宅に保管しておく場合、災害時に意外と役立つんじゃないかという話になりました。
ランドセルは作りがしっかりしているので、普段から非常持ち出し用の貴重品入れにして通帳などを入れておいたり、被災した場合、そのまま避難所に持って行ってテーブル代わりに使ったり。
\ランドセル・テーブル/
ためしに2リットルのミネラルウオーターを入れてみたら、余裕で2本入り、ちゃんとフタも閉めることができました。
けっこうな収納力です。
おわりに
小学校の6年間使った、思い出深いランドセル。
子供と使い終わったランドセルの身の振り方を相談したところ、子供は『やっぱり家でとっておきたい』とのこと。
うちでは自宅で保管し、いざというときの持ち出し用に貴重品などを入れておくことにしました。
\サイドの模様もかわいいぞ/
もうレギュラーでは使わないけど、ゴミとして捨てるのはしのびなく、メルカリなどのオークョンサイトに出すのも気分ではなく、子供はそのままの形でしばらく置いときたいようです。
将来的にはリメイクや寄付、ということになるかもしれませんが、少なくとも数年間は、今のままの形で自宅に保管しておくことになりそうです。
今回いろいろ調べてみて、リメイクは思った以上にリメイク後の製品のバリエーションが多く、驚きました。
リメイクの値段は、高めのものが多いですが、職人さんが一つずつ解体して、それを新しい製品に手作りして、という手間と技術を考えると納得の値段です。
製品としてのクオリティが高いランドセル。
是非、6年間使って以降も、有効に活用したいものです♡
最後までお読みいただき、ありがとうございました!