みなさん、こんにちは!
シングル・ワーキングママのぽんちゃんです。
2015年から本格運用しているにもかかわず、2019年8月末日時点で国民の13.9%しか取得していないマイナンバーカード、作ってきちゃいました!
まだ、作っていない人も多いかと思うので、今回は、実際に作成してみての感想です。
公務員の人は、すぐにでも作るように追い込みがかかっているようですしね(^^;)
結論からいうと、ワーキングママ(パパも)としては、申請は超簡単だけど、受け取りが超難関!でした。
実際、私の分は受け取れたんですが、一緒に申請した小学生の子供の分の受け取りがまだなんです(^^;)
また、実際にカードを作っておいていうのもなんですが、作って便利なことも、正直、今の時点ではさほどないかな~と思っています。
\プラスチックのmyマイナンバーカード /
個人情報バリバリなので、ほぼフィルターかけてます♡
顔写真、氏名、住所、生年月日、性別などが表に記載されており、裏にICチップがあります。
カードの色は薄いピンクとよもぎ色でソフトな感じです。
マイナンバーカードの疑問点などについてはこちらをどうぞ!/
年末にやっと子供の分も受け取れました/
なぜ今、マイナンバーカードを作ろうと思ったか
日本に住民票があれば必ず付与されている12桁の「マイナンバー」。
紙の通知を受け取って、そのまま放置している方も多いでしょう。
私もそうでした。
しかし、2019年9月の日経新聞の記事(9/9の記事)で「マイナンバーでポイント還元、全国共通のしくみに」という記事を見かけて心がざわつき、隣の席の人が「とりあえずそろそろ」と申請し、さらに会社の総務からも「みんな2年以内くらいにとってね~」とお達したきたことをきっかけに、「ちょっくらとってみるか~」と、私の分と子供(小5)の分の2枚をとることにしました。
ポイント還元については、申請前も申請後も、いろいろチェックしてみたんですが、どうやらオリンピック後の令和2年9月ころから期間限定で行われるみたいです。
それ以上の詳しいことは、残念ながらわからず、露骨に政府がマイナンバーカードを作らせたがっていることがうかがえます。
その思惑にわたしはまんまと乗った感じです(^^;)。
ちょっとくやしい!?
申請は簡単♡おすすめの申請方法
マイナンバーカードの申請方法は大きく分けて4つです。
それぞれの申請方法の詳細は、公式発表が確実なので、こちらをご覧ください!
マイナンバーカード交付申請 – マイナンバーカード総合サイト
と丸投げします(笑)
わたしは郵送で申請しました
私と子供は、まちなかの証明写真機で写真をとり、郵送で申請しました。
4つの中では一番面倒な方法と思うのですが、それでもさほど手間はかかりませんでした!
住民票の住所に数年前に届いていた通知カードの下の部分が、交付申請書になっているので、その裏表をチェックし、裏に写真を貼り署名をして専用の封筒に入れて投函して終わりです。
申請書送付用の専用封筒も「マイナンバーカード総合サイト」から簡単にダウンドーロできます。
この紙をちょっと工作して封筒を作ります♡
・交付申請書
・6か月以内に撮影した証明写真
・封筒(切手は不要)
でも、プリンターなどがないと、ちょっと不便かも・・・。
写真を撮りに行くのはも面倒だし、お金がかかるし・・・ということで、
おすすめはスマホでの申請!
スマホ申請は、ちょっと個人情報バリバリだし、セキュリティ的に不安かな~と思って、郵送にしたのですが、会社の隣の席の人が、スマホ申請されてまして、「超~、簡単だったし、トラブルもなかった」とのことでした。
写真代がかからないし、郵送での申請(1か月ほどかかる)より、カードの出来上がりが早いです。
スマホでの申請は、交付申請書についているQRコードを読み取って、申請用WEBアロレスにアクセスして行います。
写真は、スマホで自撮りしたものを送るので、証明写真を撮るお金もいりません♡
自撮りに自信がない人はまちなかの証明写真機での申請もあり
イチオシは、手続きが簡単で証明写真代もかからないスマホなのですが、5年間使うカード(電子証明書の有効期限は、発行日から5回目の誕生日です)、顔写真は奇跡の一枚とまではいかなくても、実力相応かそれ以上の顔写真でいきたいですよね♡
そういう人には、お金は1000円ほど写真代がかかるけど、まちなかの証明写真機で写真をとって、そのまま申請しちゃうのがいいと思います。
ここでもやはり交付申請書は必携です。
証明写真機の種類によっては、そのまま申請できるんです♡
美肌効果バリバリの写真で申請しちゃいましょう。
対応しているまちなかの証明写真機は、
・富士フィルム株式会社
・株式会社DNPフォトイメージングジャパン
・日本オート・フォート株式会社
・三吉工業株式会社
・株式会社プラザクリエイト
のもので、マイナンバーのうさちゃんマークが目印です。
受け取りが超難関!
申請まではきわめてスムーズにいき、1か月ほどして、「カードができましたよ~」のお知らせの交付通知書が、私と子供、別々の封筒で送付されてきました。
↑ こんな超目立つ封筒できました。
ここからです。苦難の道が始まったのは。
交付場所は市役所の窓口のみ!時間も限定!要予約!
交付通知書に「交付場所」が記載されていて、私の場合は住んでいるところの市役所でした。
持ち物は、
①交付通知書(紫の封筒で送られてきた通知書・ハガキ)
②通知カード(数年前に送付されていた交付申請書と一体のもの)
③本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
④認印
⑤暗証番号設定記載票(交付通知書に同封されている)
です。
ちなみに通知カードはこんなんです。
ここまでは、まあ、いいんですよ。
でも、私が住んでいる自治体の場合、受け取りが本当に市役所の窓口が開いている時間午前9時~午後5時までなんです。
住民票などは、サテライトなどで、夜9時ころまで窓口で受け取れるようになっており、それに慣れているせいかびっくりです。
市役所に電話して質問したところ、受け取りには暗証番号などを入力したり、けっこう時間がかかるので、
「長いときは1時間ほどお待ちいただくことがある」ので、
「予約をしてもらって来ていただきたい」とのことでした。
しかも、代理はダメで、
「絶対本人が窓口に来るように」とのことでした。
子供でも本人が窓口にいく必要があり、赤ちゃんでも抱っこしてきてもらっているそう。
窓口で受け取らなくていいのは、窓口に来られない旨、医師の判断があった場合など、ご~くごく例外的な場合とのことでした。
そりゃ、ベッドで動けないご高齢の方は、窓口受け取りは無理ですよね・・・。
また、日曜日の受け取りもOKとのことでしたが、なんと日曜日の受け取りは月1回のみで、月初めに電話したのですが、その月の日曜受け取りはもう予約がいっぱいとのことでした(涙)
このあたりは、自治体によってかなりサービスが違うと思います。
少なくとも私が住んでいる自治体のサービスでは、受け取りは仕事をしている現役世代にはとってもハードルが高いです。
交付通知書の受け取り期限が、通知書をもらってから約2か月後に設定されていたこともあり焦りを覚え、仕方なく会社の有給休暇を2時間分ほどとり、市役所に行ってきましたよ~。
こんなんで有給休暇使いたくなかったな~。
受け取り期限については、市役所のスタッフの説明によると、
「電話で連絡があれば、受け取り期限延ばします」
とのことだったんですが、あんまり遅く受け取るのも忘れそうで嫌だなと思い、行ってきましたよ。
受け取り時のパスワード設定に時間がかかる!
窓口で受け取りの際にすることは基本的に、
①カードの内容に間違いがないかの確認
②個人番号カード・電子証明書の暗証番号入力
です。
こんな用紙に暗証番号を記入し、さらにネットの画面(タッチパネル)に自分で暗証番号を打ち込む作業をしました。
\暗証番号記載票 /
欄はたくさんあるんですが、一番上の数字4桁と一番下の英数字6文字以上16文字以下の2種類の暗証番号だけでOKです。
記載票は持ち帰らせてくれるので、これさえなくさなければ、暗証番号がわかならくなることはないです(^^;)
きっとこの暗証番号に、みんな時間がかかるんですね。
暗証番号記載票は交付通知書に同封されているんですが、なんとなく係の人の説明を聞いてからの方がいいかな、と思って特に記載していかなかったんですよ。
たくさん欄があるので、そういう人も多いと思います。
パスワードを考えるのもちょっと時間をとるし、私のところでは入力時(自分で入力する)のタッチパネルの反応が超悪くて、けっこう手間取りました。
高齢者の方などは、本当に入力するの、大変だと思います・・・。
暗証番号は、電子証明書の発行を希望しなくても必要です。
ちなみに申請時に「電子証明書を希望しない」こともできます。
が、電子証明書がないと、電子での確定申告などができないので、せっかくマイナンバーカードを作るんだったら、電子証明書付きをつくるのがおすすめです。
子供の受け取りはさらに困難
15歳未満の子供の場合、受け取りはさらに面倒です。
子供一人だけで受け取れないのは、まあ、しかたないとして、法定代理人(親権者など)の同行が必要なんです!
わが子は小学生高学年で、学校がある日は帰宅時間もそこそこ遅いので、そのまま市役所に申請に行くのはかなり難しいです。
わざわざマイナンバーカードの受け取りのために、学校を休ませるのもなんですしね(笑)。
そこで最初、「冬休みに同居しているおばあちゃんと一緒に受け取りにいってもらおう!」と思っていたんです。
でも、同行するのは親権者でないとダメという鉄のおきてがあったんです。
同居している親族でもダメとのことでした!
となると、シングルママの私の場合、私が同行しなくちゃいけないことになるんですが、そうそう会社も休めません。
私が受け取るのと一緒に受け取りに行けたらよかったんですが、あいにく、私は子供が学校にいっている時間帯しか休みがとれなかったので一緒に行けなかったんですよ~。
そんなこんなで、子供の分はまだ受け取れておらず、来月の日曜日の受け取りが予約出来たら予約していこうかな、それが無理なら、また子供が冬休みの間に有給休暇をとるしかないか~と思案しているところです。
マイナンバーカードで使えそうな機能
苦労して受け取ったマイナンバーカードですが、何に使えるのか今一つナゾ。
しかも、いろんな情報が紐づけられているようで不気味、ですよね。
そこで、今の時点でこれは便利だろうな、という機能を考えてみました。
コンビニで住民票や印鑑証明がゲットできる
今のところ、これが最も使える機能な気がします。
画像引用元:総務省ホームページ
セブンイレブン、ローソン、ファミマなど、メジャーなコンビニでいけます。
時間も午後11時までOKです。
まだ自分では、住民票や戸籍、課税証明書のコンビニ取得は、チャレンジしたことないんですが、どうやら手数料も窓口よりお安め(自治体により違う)なようです。
機会はマルチコピー機で、「行政サービス」をタップしてマイナンバーカードのICチップを読み取らせるなどして、発行するようです。
住民票は会社のなにかの手続きで急に必要になる場合があります。
夜間だけでなく、土日も使えるので、これは市役所窓口に行きにくい人にとっては、超便利なのではないでしょうか。
電子確定申告ができる
今も、税務署に足を運んでIDとバスワードを発行してもらえば、電子確定申告ができ
ますが、マイナンバーカードを持っていると、税務署発行のIDやパスなしで電子確定申告ができるそう。
といっても、ICカードリーダライタは必要(自分で購入しなくちゃダメ)なので、依然としてハードルは高いです。
そもそも確定申告する必要ない人も多いですしね・・・。
わたしは以前、医療費控除とふるさと納税で5自治体を超えて寄付をしたので、確定申告が必要になり、郵送も申告書類の作成に自信がなく、税務署に行ったのですが、超超混んでいて待ち時間が延々と続き、本当~に一日仕事でした。
電子確定申告をするとそれをしないで済むけど、ICカードリーダライタお金払ってまで買うのもな~。
微妙なところです。
今後使えそうな機能
なんといっても、2021年ころから始まるらしい(あくまで予定)、健康保険証の機能に注目です。
もし、ICチップに自分が通っている病院やクリニックの名前の情報が入っていたら、道端で倒れた時などに、そうしたかかりつけの病院に、救急隊員さんがきいてくれて、適切な処置をしてくれるんじゃないかな~、と期待しています。
あと、マイナポータルというマイナンバー用のサイトがあり、そこから知りたい行政手続きが検索できたり、行政手続きができるようになっています。
マイナポータルは市区町村によってサービス内容が異なり、今のところ、わたしの自治体では、残念ながら手続きできるサービスが少ないですです。
また、私のスマホは特に古くないのですが、動作環境が適合しないとかで、スマホからはそのサイトに行けないし、いまいち感、残念感満載です。
でも今後、子育て、年期、介護関係で使えるサービスが今後増えていくようです。
そのあたり、動作環境の改善も含めて、使い勝手よくなったら便利かな~と思ってます。
おわりに
今回は、 マイナンバーカードを作ってみての感想を長々と書きました。
受け取りは本当になんとかならないのかな~、と思います。
また、実際に作ったところで、今の時点で非常に便利かというとそうでもなく、わたしがまんまと乗せられたポイント還元についても、いつからどれだけお得なのかもわからないし、まあ、今、無理に作らなくてもいいかな、というのが率直な感想です♡
なんだかな~という結論でしたが、今回も長々とした文章を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!