6月の始めに通信制高校の合同説明会に行ってきたのですが、そこで最近の通信制高校のシステムを知ることができました。
高校選びは世間体よりも(←子どもが思うように学校に行けていない現状では、もとより世間体どころではありませんが)、子どもが『行きたい』と思える学校を探すのが重要だなと改めて実感。
♪相談会は全国各地で開催されています♪
通信制高校・サポート校 合同相談会|不登校、高校転入・編入をプラスにする高校進学相談会
その合同説明会で岐阜大学教授の加藤善一郎さんの講演を聞くことができました。
そのお話もとってもよかったで、ちょっとご紹介させてください♪
小児神経専門医の先生の講演
加藤善一郎さんは岐阜大学教授の小児神経専門医で、起立性調節障害のお子さんを沢山、診察してらっしゃいます。
うちの娘も起立性調節障害の診断をかかりつけの小児科の先生から受けたので、以前から不登校や起立性調節障害について知るために、加藤先生の本も読んだりしてました。
♪うちにある加藤先生の本♪
↑ マンガで読みやすい♡
加藤先生、岐阜県の不登校特例校『草潤中学校』(不登校特例校『草潤中学校』ってどんな学校!? )に開校当初から関わっておられ、『こころの校医』もされています。
講演を聞いて『ほ〜、そうか〜』『へ〜、そうなんだ〜』と思うところは多々あったのですが、特に印象に残ったことは2点あるので、その点について感想を書きます♪
講演から私が受け取った内容なので、私の理解が不十分なところもあり、加藤先生がお話しされた趣旨や内容と異なるところもあるかと思いますがご了承願います♪
大丈夫感
子どもが不登校になると、『なんでこうなったんだろう?』『自分(親)の育て方が悪かったから?』『いつまでこんな状態なんだろう』等々、親は不安がいっぱいになります。
不登校の渦中にいる子ども本人が一番不安なんだろうと思うのですが、本人はハタから見たら呑気にしているようにも見える場合も多いので、親はイライラソワソワしてしまいます。
さらに中3ともなると、不登校最大のネックともいえる高校進学の問題が立ちはだかります。
学校の先生からも『内申点が下がる』『このままでは高校に行けない』等々、言われてしまうこともあるようで・・・。
学校の先生から進路指導の際に言われるこうした言葉は、単に『高校受験が難しい』ということだけではなく、『このままでは将来もダメになる』というメッセージも込められてしまっていたりします。
そうしてますます子も親も焦り絶望して、暗く暗〜く落ち込んでいきます・・・。
加藤先生が診察されるお子さんや親御さんも、悲壮で疲れ果てた状態で受診される方が多いそうですが、ある親子は学校に行っていないにも関わらず親も子もニコニコされて受診されたそうです。
聞くと中学校の先生が、『今、学校にこれてなくても大丈夫』ということを、繰り返しおっしゃってくれたとか。
『大丈夫、大丈夫』というのは本当に魔法の言葉♪
先生も適当に言っているわけではなく、『中学卒業後、すぐに全日制高校に行くのが普通』という考えから一歩離れると、多少、ブランクがあっても通信制高校や単位制高校に行っても、将来的に自立して生活していく道はいくらでもあるんでしょうね。
口先だけではなく、本当に『大丈夫』と思えそれを口に出して子どもに伝えると、どれだけ子どもも安心するでしょう。
私は『大丈夫』と思えたり、『やっぱりマズいのでは』と思ったり気持ちが揺れているのですが、できるだけ心から『大丈夫』と思える時間を増やして子どもと接したいです♪
♪親の立場から『不登校あるある』が書かれている本♪
会場で売られていたので購入↑
気楽に読めて面白かったです。
先のことは考えない
もう一つ、加藤先生がおっしゃった『先のことは考えない』。
これが一番響きました。
私はついつい、仕事でもお金のことでも子どものことでも、先に先にと考えてしまいます。
仕事については、それが無駄の排除や準備に時間をかけることに繋がり、プラスに働くことも多く、先を考えることは良いことだと思っていました。
でも、子どもに関しては違うんでしょうね。
子どもは別人格で、私とは違った考えで動いているので、当たり前と言えば当たり前かな😅
加藤先生の診察室でも、よく親御さんが『自分が死んだらこの子はちゃんとやっていけるだろうか』的なことを心配されているそうです。
私もそれは、ふとした時に頭に浮かぶ心配です。
特に『8050問題』なんかについて見聞きすると
中学校にちゃんと通えていない
→高校中退
→就職せず引きこもり
なんて、わが子の将来を心配したりして、まじで『このままいくと、私が死んだ後、ヤバイんじゃあなかろうか』と思ったりします。
でも、それは先のことを考えすぎ。
自分が死んだ後のことは考えない。
これでOKだそう。
先ことは考え過ぎずに
その子の人となりを見つける
その子が何をしたいのか見つける
ことに注力するのが、親のメンタル的にもいいんでしょうね。
『先のことは考えない』
このことを心に留めて、日々、できるだけ楽しい生活ができるようになりたいです♪
ではでは
加藤善一郎先生の本です。
マンガなのでめっちゃ読みやすいです。
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