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小6の子供は起立性調節障害という診断を受けているんですが、一時期、コロナで学校が休校になっていた頃、昼夜逆転に近い生活になっていたことがありました。
★起立性調節障害についてはこちらから★
『夜、なかなか眠れない』というのです。
それまで、子供は夜の10時には超眠たくなっていたのですが、夜、眠たくならず、ベッドに入って部屋を暗くしても、なかなか眠れない。
夜中1時、2時まで起きていることもある様子。
当然、朝は起きられず、10時過ぎまでベッドにおり、起きてきても午前中はぼんやりしていました。
当時、学校が休校になっていたので、『朝、早く起きる必要がないから、早く起きず、夜眠れないのでは』『たるんでるんじゃないの』と思っていました。
また、You Tubeを観る時間が増えていたので、『タブレットのブルーライトのせいでは?』と思って、タイマーを渡して時間を計りながら観るようにさせたり、『疲れたら早く寝られるようになるかな』と一緒に散歩にいったりしていました。
でも、なかなか夜更かし、朝寝坊は改善しません。
午前中はぼんやりしており、夕方から夜にかけてだんだん元気になる。
そして、夜はテレビをみたり、好きな工作や手芸をして、ひとおおり自分の好きなことをして楽しんでいます。
すでに病気の診断はされていたのですが、この生活状態は病気によるものではないだろうと思え、これって単なる『怠け病』!?
と感じていました。
しかしある日、久しぶりに海岸まで車で行った日のこと。
その日は昼から夕方にかけて、さんざん海岸で走り回ったり、貝殻を拾ったりして遊びたおし、すご~く疲れたであろう、という状態でした。
これまでなら、帰りの車で爆睡している状態です。
*こんなところで遊びたおしたが
身体は超疲れている状態のはずなのに・・・その日も深夜まで、眠れませんでした。
これはさすがにおかしいと思い、主治医の先生に相談。
先生によると
『起立性調節障害の場合、自律神経の調節がうまくいっていないので、午前中は体を起こそうと交感神経(活動時に活発になる神経)をずっと刺激し続けている状態になっている。
ず~っと刺激し続けているので、今度は交感神経が活性化しすぎて、夜になってもおさまらず、それで眠りにくい』
んだとか。
もちろん規則正しい生活習慣もとっても大切ですが、それができにくい身体の状態らしいです。
先生も、この状態を深刻だと思ったのか、寝る前に飲むお薬を処方してくれ、お薬の力をかりて夜、早い時間に眠れるようになりました。
このお薬、自律神経の働きを整える薬とのことでしたが、あまりに効果があったので、使い始めた当初はかえって『強い薬なんでは。依存は大丈夫?』と心配でした。
しかし先生や薬剤師さんにきくと、もともと体の中にあるメラトニンが成分なので、大丈夫とのこと(^^:)
よかった♡
今も、薬は飲んでいますが、夜はぐっすりよく眠れるようになっています。
朝は、まだしんどいようですが(^^;)
起立性調節障害であってもなくても、10代の成長期、自律神経(交感神経と副交感神経)の働きがアンバランスになることはよく起こります。
そうしたことが『夜眠れない』ということの主な要因になっているかもしれません。
症状が重かったら、一度、お医者さんにご相談されてもいいかもしれませんね。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♡