村上春樹さんの小説、紙の本では何度も手をつけては途中で投げ出し・・・
を繰り返してなかなか最後まで読めませんでした。
『毎年、ノーベル賞候補になっている人の小説が読めない私』
なにげに劣等感を感じていました。
そんな中、私の通勤の友であるAmazonのオーディオブック『オーディブル』で、先日、『騎士団長殺し』を全部聴き終わることができました♪
↓ ↓ ↓
高橋一生さんの朗読も素晴らしく、途中からは引き込まれ
『私もやっと村上春樹の小説の面白さが、ちょっと分かるようになったかも』
と嬉しかったのです。
が、その次にオーディブルで聴いた『世界のおわりとハードボイルド・ワンダーランド』、つい先ほど聴き終わったのですが、『なんじゃこりゃ?』な内容で、正直、よくわかりませんでした💦
ああ、やっぱり私に村上春樹は無理なんだろうか?
この『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』、上下巻に分かれており、朗読時間は合計25時間24分の大作です。
私はオーディブルは1.3倍速で聴くことが多いのですが、せっかく大森南朋さんの朗読だしと思い、通常の速度で25時間以上、聴きましたよ〜。
ストーリーは2つの世界のお話です。
高い壁に囲まれ、外界との接触がない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす『僕』の物語である『世界の終わり』と
老科学者により意識の核にある思考回路を組み込まれた『私』が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する『ハードボイルド・ワンダーランド』
この2つの世界が同時進行する話になっています。
途中まで私はこの2つの世界の関連がわからず、終盤でやっと『ハードボイルド・ワンダーランド』が現実世界で、『世界の終わり』は主人公の心の中(夢?)らしいと分かるのですが、正直
えっ、それで何?
どういうこと?
なんや?この話
何を伝えたいの?
メッセージの有無はヨコにおいといても、これ、面白い?
と???だらけでした💦
大森南朋さんの声と淡々とした読み方が好きで、なんとか聴き続けられましたが、何度も挫折しかけましたよ〜。
星はたくさんついており、読書メーターなどで紙の本の評価をみても『面白すぎて止まらない』『村上ワールドを堪能』といった感想もよく見られますが、ううっ、そうなんだろうか。
私は残念ながらわからなかったです。
良かったところをあげれば、登場人物たちの会話がなかなか雰囲気があって、面白かったというか、興味深かったのですが、それくらいでしょうか・・・😭
きっと本作が、新人さんの作品だとしたら『最後まで聴いたのに面白くならないやん!時間を無駄にしてしまった!』と単純に思えるのでしょうが、なんといっても大・村上さまの作品。
面白さがわからない私が、センスがないんだ。感受性が乏しいんだ〜。
と落ち込んでしまいます。
一瞬、『私にはやっぱり村上作品は無理!』と思いかけたのですが、この作品、1985年の作品でだいぶ古いものなので、別の年代の村上作品もオーディブルでもう少しチャレンジしてみようと思います。
きっと私が理解できて、面白いと感じるものもたくさんあるはず・・・そうだったらいいな・・・と思いつつ、またオーディブルで新たな村上作品を聴いてみようと思います。
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