少し前にテレビで鉛筆メーカーの北星鉛筆株式会社が、エコロジカルな粘土を作っているというニュースを目撃。
なんでも、えんぴつは製造過程で約40%の木くず(おがくず)が生じる。
エコの時代にこれは問題!
なにかに利用できないかと考え『粘土にしよう!』となったそう。
主成分の95%が木の『もく(木)ねん(粘)さん』。
めっちゃ楽しそう!
地元のお店にはなかったので、早速ネットで注文してゲットしました!
今回はそんな新感覚ねんど『もくねんさん』の特徴と、実際に使ってみての感想をご紹介します♡
工作好きさんは、是非、読んでみてください。
『もくねんさん』とは
300gが300円で販売されている、木を主成分とする粘土(風?)の商品です。
価格は普通の粘土と同じくらいなんですが、成分が大違い。
おがくず(←鉛筆の製造工程で出たもの)が95%で、残りの5%は糊なんです。
では、さっそく特徴をご紹介します♡
乾くと素焼き風の風合いになる
乾くと見た目が素焼き風になるんです。
成分が木なのになんだか不思議。
そして、乾燥するととても軽くもなります。
乾かしているところです(↓)
しっかり乾くように、2~3日乾かします。
乾くと木のように丈夫になり、切る・削る・穴をあけるなどの加工が可能に!
成分が木だけあって、なんとカッターや彫刻刀を使って、削ったり切ったり、穴を開けたりといった加工ができるんです。
普通の粘土だと、乾燥した後に加工すると、ヒビが入ったり割れちゃったりしますが、『もくねんさん』は大丈夫。
2〜3日、完全に乾燥させて、そのあと子供がカッターで削っても
割れません♡
手にべとつかない
まとまりがよく手にべとつかず、作業中に周囲が汚れることもあまりありません。
こんな感じでまとまってます。
環境にやさしい
さすが『木』!
燃えるごみとして処分できて、廃棄が簡単です。
土に埋めれば微生物の分解力で土に還っちゃいます。
Environmental Friendly やね。
弾力ありすぎで扱うには力がいる
しかし、ここで注意点があります。
まとまりが良くて、弾力がある分、ちぎったり捏ねたりといった作業にかなり力がいるんです。
これ(↓)切っているところですが、かなり力を入れています。
残念ながら幼稚園児さんや、小学校低学年さんでは、一人で扱うのはちょっと
難しいです。
保護者付きで、なんとかという感じ。
小学校高学年以上の力だと大丈夫でしょう。
うちの子はこの4月から中学生なので、難なく扱ってました。
力さえあれば、まとまりがいいので形成はしやすいです。
100均のキャンドゥで買って家に転がっていたシリコンモールドに、粘土をつめて
型から外して乾かすと、ちゃんと綺麗に細かいところまで形がでます。
↑ 乾くと素焼き風に!
親子で作品をつくってみた!
親子でいろいろ、作品をつくってみました。
子供は小さなモチーフを沢山作成。
星やハート型をヒモに接着剤でくっつけて、一連の飾りを作りました。
自分の部屋の壁に飾るそうです。
紙のごとく軽いので、一本のヒモにモチーフを沢山くっつけても大丈夫♡
私は、付箋たてを作成しました。
ちょっと形が崩れているけど
役にはたってます(笑)
おわりに
これまで捨てられていた木くずが、粘土になるなんてびっくりです。
しかも本当に、こねた感じも、出来上がりも新感覚。
アクリル絵の具などで着色もできるので、アイデア次第でいろいろ楽しめそうです。
『もくねんさん』シリーズでは、私が購入した300gの粘土のかたまり以外にも、鉛筆メーカーならではの自分だけのオリジナル鉛筆をつくるセットも販売されています。
鉛筆の芯を『もくねんさん』で巻いて、自分だけのオリジナル鉛筆をつくり、それで勉強すると楽しめそうですよね。
いろいろな可能性が楽しめる『もくねんさん』。
1個目を使い終わりそうなので、2個目をまた注文しようと思っています。
興味を持たれた方は、値段も高くないので、ぜひ、チャレンジしてみてください!
ではでは