ニュースになってすぐの、このタイミングで読むのは恥ずかしいのだけど読みました!
王谷晶さん著の『ババヤガの夜』。
英国推理作家協会賞=ダガー賞の翻訳部門を受賞した作品です。
日本人初!ということでニュースになるまで、無知をさらしますが 知りませんでした。
王谷晶(おうたに・あきら)さんという作家も、ダガー賞なるものも。
ダガー賞については、ニュースではみんな知ってることが前提で(直木賞的なノリで)紹介されていたんだけど、これって、みんな知ってるものなの?
知らなかったの私だけ!? そんなの嫌だ!
ちなみにダガー賞って(”ダガー”って🗡️短刀のダガーよね?)、1955年に創設された、英国推理作家協会(CWA)が主催する、ミステリー小説・犯罪小説に贈られる権威ある文学賞なんだって。一つ賢くなりました。
ロンドンで今月3日に行われた『ダガー賞』の授賞式。
王谷さんがの受賞スピーチがニュースで流れていたのですが、その内容がカッコ良すぎてシビレて、すぐに電子書籍(Amazonのキンドル)を購入して読みました!

↑ 表紙もインパクトあるよね ↑
そのカッコいい王谷さんのスピーチ、せっかくなので最後の部分を引用します♡
(引用元:Web河出 会場での受賞スピーチを速報!)
これはバイオレンス満載の物語でもあります。ここにお集まりの皆さんは私と同じく血や殺人や犯罪や、復讐や暴力が大好きな方々だと思います。もちろんフィクションの。
私はバイオレンスフィクションの愛好家ほど、よりさらに現実世界の平和を願い行動しなければいけないと思っています。
リアルの暴力が溢れている世界では、フィクションの暴力は生きていけません。歴史が物語っています。
これからも首無し死体やパーティでの毒殺を楽しむためにも、今回頂いた栄誉を、世界の平和のために少しでも役立てたいと思います。Thank you.
2025年7月3日夜(ロンドン時間)
『これからも首無し死体やパーティでの毒殺を楽しむためにも』ってすごいわ。
イギリスの賞だから、イギリスのミステリーにあるような感じ? 知らんけど。
で、肝心の本なのですが、小説自体は比較的短く、通勤電車の中で2日ほどで一気に読みました。
暴力満載でドキドキするけど、リアルでスピード感があって面白い。
無駄がない展開だから、短いんでしょうね。
登場する兄さんヤクザや、おっさんヤクザの下劣なことといったらありません。
怖いわ。おぞましわ。
でも、リアルにこんな感じの世界なんだろうな、と思わせる内容でした。
そして、ラストシーンは映画のような美しさ✨
主人公は女子2人です。
一人は喧嘩がめったやたらに強い依子と、もう一人はヤクザの親分を父にもつ『お嬢さん』です。
この小説については、シスターフッド(=女性の連帯)ものという書評をよくみます。
確かにシスターフッドものではあるのでしょうが、漂う雰囲気が恋愛もののようでもありました。
ご本人も受賞スピーチでおっしゃっていたように、主人公2人の関係は『曖昧(あいまい)』だし、さらにいえば、小説ジャンルもミステリー小説なのかな?と思います。
あらすじはネタバレになるから書きませんが、後半、『ええ!?』という展開になります。
最初、全くついていけなくて、一旦読み終わってから、すぐにまた読み返しました。
そうすると沢山、『ああっ』となる部分がありました。
お嬢さんのお母さんと交際相手の話と思っていたら、違うかったという。
1週間で2度読んだよ〜。
日本人初のダガー賞受賞だし、短めだし、映画のようなカッコいい展開だし(誰か映像化してくれないかな〜)、まだ読んでない人は、読んでみてソンはないと思います。
私はすっかり王谷姉さんファンになり、エッセイの
『カラダは私の何なんだ?』も電子書籍で購入しました✨
これから読みます。
楽しみ、楽しみ。
暴力満載で、日本の固有事情も満載な『ババヤガの夜』がどう訳されているかも気になるので、ババヤガの英語版も買っちゃうかも✨
好きな作家がまた一人増えて、うれしいです。
ではでは
✨オーディオブックもよく聞いています✨
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