みなさん、こんにちは!
ワーキングママのぽんちゃんです♡
今回は、子どもが学校で泊りがけの旅行に行っている間に、突如思い立って行ってきた、半日京都旅行から、金閣寺のご紹介です。
金閣寺には午後1時過ぎに到着し、チケットの待ち時間、お茶を飲んだ時間も入れて、拝観の所用時間は1時間弱でした。
半日京都旅行のルートなどは、よかったらこちらをご覧になってください!
はじめに
今回の金閣寺観光、季節は夏から秋になりかけ、でも日中はまだ蒸し暑い9月末、休日に行ってきました。
お天気は曇り空、参拝客は京都としては普通の人出といったところでしょうか。
バスに乗って金閣寺へ
地下鉄烏丸線の北大路駅で降り、市バスの101.102、204などに乗って約10分。
ここでちょっと注意事項です!
帰りは、そのままお隣の世界文化遺産、龍安寺に行くのでしたら、バス停は「金閣寺道」ではなく、「金閣寺前」です!
バスは59番です。
場所が違うので要注意です。
わたしは今回、金閣寺を出た後、何も考えずにもと来た道を戻っていたら、乗りたかった「59」のバスが私の進行方向とは反対方向へ、すーっと走っていくではありませんか。
あわてて、バスを追いかけて3分ほど走りました!
これで少しやせるといいんだけど・・・。
それにしても、 「金閣寺道」と「金閣寺前」って、ややこしい~。
やっぱりバスは苦手です(^^;)
「よーじや」でおみやげがゲットできます
「金閣寺道」のバス停で降りると、参道の入り口は道路を渡ってすぐそこです。
徒歩3分との表示がありましたが、見えているのでもっと近い印象です。
バス停から参道に行く方向には、大きな矢印と「金閣寺」の案内板が出ており、人の流れもあるので、方向音痴でも迷うことはないでしょう♡
バス停を降りてすぐ、参道に向かう途中に女子ならだれでも知っている、あぶらとり紙で有名な「よーじや」さんの金閣寺店があります。
弾丸ツアーなので、河原町の本店(京都市中央区新京極花遊小路)に行く時間はないけど、おみやげにあぶらとり紙やリップを買って帰りたいという人は、ここでささっとゲットしちゃってください。
あぶらとり紙は5冊セットで1,630円
10冊セットで3,260円です。
化粧雑貨はかわいいものがいっぱいあるので、自分用のおみやげにも、バラマキ用のおみやげにもおススメです。
拝観料は現金のみの取り扱い
「よーじや」を通り過ぎて、
少し歩くといよいよ金閣寺です 。
なんだかよく分からない石造りの「舟形石」がみえます。
この 石、宝船にも見えることから縁起がいいとされています。
もともと金閣寺総門の近くの馬小屋付近に置かれていたと伝えられており、昔は馬の水飲み用の器であったようです。
しかし、後世では「手水鉢(ちょうずばち)」として使われたようです。
この石を通り過ぎると、いよいよ唐門(a Chinese style gate)の受付に到着です。
拝観料400円を納めるチケットオフキス(?)は、少し混雑しておりスタッフの人の扱いも「はいは~い。つめて並んでくださいね~。」等、若干、雑なのが気になるところですが、5分ほど並んだらお支払窓口にたどり着きました。
拝観料は、キャッシュレスのシステムはなく、現金のみです。
わたしが行ったときは、並んでいた人の半分以上が外国人の方々でした。
わたしの前に並んでいたアジア系男子3人組は、キャッシュレス化が進んでおり、サイフを持つ習慣のない国から来たと思われ、ジップロックの透明の袋に日本円をジャラジャラ入れており、そこから出して拝観料を支払ってました(笑)。
400円の拝観料を払うと、拝観券としてお札がもらえます♡
世界文化遺産感が満載です。
おみやげに大事にもって帰ります。
「拝観料も、今後、キャッシュレス化しないのかな」と思い、帰ってから調べてみたとっころ、お土産はキャッシュレス化を進めるようですが、拝観料については、その予定はないようです。
宗教法人なので、拝観した人の情報が出ると困るとか、営利と区別がつかなくなるとか、いろんな人がいろいろ言っているようですが、まあ、大人の事情ということでしょうか(笑)。
金閣寺はやっぱりゴージャスだった・金が目に痛い
受付をとおると、すぐに、金閣(The Goleden Pavilion)がみえてきます。
でも、「あっ、教科書でみたやつだ!」と、すぐ金閣に向かって走っていっちゃダメ!
陸舟の松(りくしゅうのまつ)
その前に、ちょっとだけ右側によってみてください。
みんな金閣に目を奪われてみている人が少ないけど、超有名な「陸舟の松」があります。
一見すると、巨大な盆栽ですが、京都市指定天然記念物の指定も受けている末で、京都三松の1本です。
樹齢600年(!)いわれており、あの足利義満が直に植栽したと伝承されています。
ヒストリカルですね。
金閣(舎利殿(しゃりでん))
この松を見たら、みんながみている金閣に向かっていてよし!です。
教科書に載っているとおりの、金ぴかなお姿です。
屋根の上には、ちょっと見えにくいですが、これまた黄金の鳳凰がのっています。
私が行ったのは曇りの日の午後で、池にぼんやりとしか金閣がうつっていなかったのですが、午前中、条件がいいとこの「金閣・舎利殿」が太陽の光に照らされて池にくっきり逆さ金閣が映り、幻想的な光景がみられるそうです。
行けに映った金閣と、冬景色の金閣は美しいことでとても有名なので、天気のいい午前中や雪の降っているときを狙っていくのもおススメです!
この舎利殿、2層目、3層目が全面金箔張りなのですが、修復して張り替えた際に、20キロの金を使用したそうです。
10.8センチ四方の金箔20万枚分!
今の金の相場が18Kで1gあたり4千円くらいだから、ええっと・・・。
ゼロが多すぎて、すぐには計算できない金額です。
池泉廻遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)
この金閣舎利殿は、池の脇に建てられているのですが、この金閣鹿苑寺のお庭自体が、池を中心にして構成されています。
それを池泉廻遊式庭園(読み方は、ちせんかいゆうしきていえんです。)というそうで、「国の特別名勝・特別史跡」にも指定されています。
舎利殿の裏山にまわると、中国の故事「登竜門」にあやかって足利義満が造営したとされる龍門の滝や
なぜかお賽銭が沢山投げられているお地蔵様などをみながらすすみます。
登竜門について、少し調べてみたのですが、「竜門」とは中国の黄河の流れの速い場所で、ここを登り切った鯉は竜になるといわれていたそうです。
義満公も竜みたいになりたかったのかな?
夕佳亭(せっかてい)
さらに進むと、地味目の小さい建物がみえてきます。
訪れた時は、よく分からないまま、みんなパチパチとっているので写真を撮っていたのですが、帰って調べてみると、有名な数寄屋造りの茶室でした。
平成に解体修理されており、普通にきれいでした。
名前の由来は「夕日に映える金閣が殊に佳い(よい)」というところからきています。
夕佳亭のすぐ横に、貴人が座ったといわれる椅子型になった石があります。
「貴人が座った」と説明に書かれているんですが、おかまいなしに、おじさん、おばさんが次々に、「暑いね~」、「疲れたわ~」等といって座っていました。
誰もいない瞬間を見計らってパチッとしてきました。
ここで金閣寺の歴史を少し
金閣寺は、お釈迦様のお骨(舎利)をまつった金閣(舎利殿)が有名で、一般に金閣寺と呼ばれていますが、正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」で、臨済宗相国寺派の禅寺です。
鎌倉時代は西園寺家の別邸がありましたが、足利三代将軍義満が気に入り、1397年に西園寺家から譲り受けました。
当時は「北山殿」と呼ばれていました。
応仁の乱では際群の陣となっていたので、建築物の多くが焼失しましたが、江戸時代に主要な建物が再建されています。
舎利殿はその後、1950年に放火によって消失しているのは小説にもなっており、有名な話ですが、1955年(昭和30年)に創建当時の姿に再建されています。
わたしがみてきたのは、昭和30年に再建された建物ですね。
さらに、1980年代中頃に総工費約7億4千万円かけて昭和の大修理が行われ、金箔が張り替えられています。
そういえば、小学校の低学年の頃、遠足で金閣寺に行ったと思うのですが、もっと金閣がくすんでいた印象があります。当時、遠足といえばおやつのことしか頭になく、お寺については、残念ながらあまり覚えていないのですが・・・。
金閣寺でお抹茶を飲んで少し休憩♡
ここまで頑張って歩いてきて、疲れていた私の目の前に、茶所(ちゃどころ、Visitor's Teahouse)の文字が飛び込んできました。
もちろん、迷わず入ります!
お抹茶が、お茶菓子付きで500円です。
お抹茶は、ホットとアイスが選べます。
席も室内と外と選べます。
私は、アイス・グリーンティでお外をの席にしました。
お客さんは、ぱっとみたところ8割ほどが外国の方で、受付の女性は華麗な英語を駆使してセットの内容などを説明していらっしゃいました♡
外の席は緋毛氈がひいてある、お茶席っぽい台に座っていただきます。
500円のセットのお茶です。
お茶菓子は金閣寺オリジナルで、右下のところに金閣寺の舎利殿の模様が入っています。
ちゃんと鳳凰の部分もありました!
食べると中にアンが入っていて、疲れがとれました。
なんでも金閣寺納豆も入っているそうで、甘いだけじゃなく若干塩辛いところがなんともいえません。
お抹茶も冷たくておいしかったです♡
外の席に座って、斜め上を見上げたところです。
席に傘もかかっているので、日影ができていて気持ちよかったです。
お茶菓子としてついていたお菓子は、茶所で販売されており、
6個入り900円、9個入り1300円でした。
このお茶所を過ぎると、朱印所があり、あとはもう出口付近にある売店です。
この売店はかなり大きく、金閣寺グッズが取り揃えられています。
こうしたかわいいものも多くありますが、おススメはやはり、茶所で食べたお茶菓子、
菓子屋「千本玉壽軒」が金閣寺限定で販売している「金閣」(一箱6個入り900円
です。
このお土産屋さんでも売っています。
お土産としても金箔がゴージャス感を醸し出しており、「限定」「金箔」ということで、一押しのお土産です。
これです、これ。
金閣寺(鹿苑寺)の基本情報
金閣寺の場所はここです。
拝観時間:午前9時~午後5時
お休み :無休
拝観料 :400円
アクセス:市バス停・金閣寺道から徒歩3分
おわりに
金閣寺ツアー、いかがでしたでしょうか。
標準的な所要時間は1時間10分から20分で、混雑していたらもっとかかります。
今回は、こまごました見どころはすっとばしましたが、そのおかげでお茶も飲んで1時間弱で一通りまわりました。
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
下の本は、京都に行くときに持って行ったガイドブックです♡
おすすめコースが「フォトジェニックコース」や「寺アートコース」など、50パターンも出ており、眺めているだけで楽しめます。