大阪から東京に長期の出張で来ています。
私が東京でしたかったことの一つが『築地本願寺でのモーニング』。
雑誌で健康に良くて美味しい『１８品の朝ごはん』が提供されているとの情報を目にし、ぜひ、行ってみたいと思ったんです。
無事に美味しくいただくことができたのですが、そこに至るまでには意外な苦難？もありまして😅
さっそく、築地本願寺での寺モーニング・リポートをお届けします！
これが『１８品の朝ごはん』だ♪
↑これが『１８品の朝ごはん』で〜す♪
キラキラ✨
おかゆ＋お味噌汁＋１６種類の小鉢で１８品という構成で、お値段は２,０００円プラス税で合計２,２００円です。
朝ごはんに２,２００円って、私の通常の生活レベルではかなりお高いです。
でも、ホテルでの朝食もこの値段より高いことが多いし、丁寧に作られた１８品もある朝ごはんの値段とすると『むしろお安めなんじゃないかな〜』なんて思ったりもします。
朝食が出される『築地本願寺カフェTsumugi』からは、築地本願寺の本堂がよく見えます。お堂を眺めながら食べる朝ごはんは、なんだかそれだけで良い１日を過ごせそうな、ありがた〜い気分になります♡
カフェの内装はとってもスタイリッシュで、私は一人だったのでカウンター席だったのですが、とっても座りやすくオシャレな曲線の椅子（↑）で食べることができました。
さすがお寺！で『仏様の願いとは？』と書かれたカードがお膳に置かれており、１８品の朝ごはんの由来などが書かれていました。
なんでも阿弥陀様の１８番目の誓願が『あなたを決して見捨てない』というもので、１８番目の誓願にちなんで１８品とのことです。
仏様の願いをたんと味わえるこのラインナップ！
私が訪れた９月初旬は合鴨の山椒焼き（↑）や
里芋田楽
湯葉いくら（↑）などなどが並べられていました。
小皿をとると、小皿が置いてあった下に書いてあるお料理の名前が見えるようになっており（しかも英語併記）、細かな気配りが素敵です♡
おかゆはおかわり自由で、１杯目は築地江戸一の甘口昆布の佃煮をオンしていただきました。
朝のおかゆは、ホントに体に優しくていいですよね。
こちらは揚げ茄子大豆そぼろです。
実は私、味音痴でして、良い食事を私に食べさせても豚に真珠状態なのですが、こちらのお茄子、『ナスってこんなに美味しかったんだ〜』と思うほど美味しかったです♡
味音痴の私でもわかるほど、一品一品を丁寧に作っている感じが満載で、味も一皿一皿工夫されていました。
おかわりをして、２杯目のおかゆは南高梅梅干をオンしていただきました。
仕上げはフルーツ＆抹茶ゼリーです。
ここまでくると、お腹満腹パッツンパッツンで幸せいっぱいです。
お茶は冷茶と温茶を選べるのですが、温かい深蒸し茶はこんな（↑）茶漉しを器に引っ掛けて、その後、蓋に置けるような茶器で出てきました。
とっても可愛いし便利なので『売ってたら買いたいな〜』と思いつつ、本願寺ショップではざっとみたところなかったので、買えてません😅
築地本願寺へのアクセス
いわずと知れた築地本願寺の基本情報です↓
★住所：東京都中央区築地3-15-1
★本堂参拝時間：6:00〜16:00
★カフェ営業時間：8:00〜18:00
朝食は8:00〜10:30
★公式ホームページ：https://tsukijihongwanji.jp
♡参拝時間＆カフェ営業時間は日によって異なるので公式HPで確認してください♡
地下鉄『築地』駅が一番近くて、１番出口を出たらすぐです。
正門を入った左側のインフォメーション・センターの建物の中に
『築地本願寺カフェTsumugi』はあります↑
当日に予約なしで食べるには？
朝食は午前８時から午前１０時３０分の間に提供されているのですが、実は最初に訪れた時、１０時頃にゆっくり行くと
すでに『１８品の朝ごはん』は完売御礼で、食べられなかったんです^^;
予約は至難＆当日分は３０食ほど
お店のスタッフにうかがうと、予約でかなりな部分が埋まり当日分は３０食ほど用意されているだけとのこと。
で、予約なんですが、これがまたえらい大変。
『ご予約は予約日の30日前から受付開始いたします』方式なんですが、特に土日はすぐに予約が埋まるんです。
なので、地方から東京に旅行や出張で来ていて、『ちょっと元気と時間があったら、行ってみようかな〜』的な感じだと、なかなか予約は難しい気がします。
公式の予約サイトはこちらです。気になる人はチャレンジしてみてね。
↓ ↓ ↓
築地本願寺カフェ Tsumugi | トレタかんたんウェブ予約
開店１時間前に並ぶ？
そんなこんなで、当日の３０食を目指すことになるのですが、開店の８時に合わせて行っていたのでは遅いです。
早い人は開店１時間前の午前７時頃から並んでるのよ〜。
店員さんがその情報を教えてくれたので、私は７時３０分頃に到着したのですが、すでに１０人ほどが並んでいて、７時３０分を過ぎたあたりから続々と人が列に加わっていました。
私が行ったときは、８時前に到着していた人はほぼ『１８品の朝ごはん』を食せていたようですが、７時４５分を過ぎたあたりから並んでいた人たちは、朝ごはんの１巡目に入れず、席が空くまで約１時間ほど待たれていました。
１巡目で８時から朝ごはんを食べるためには、やっぱり３０分ほど前（午前７時３０分頃）に着いていた方が無難かな。
『１８品の朝ごはん』以外も美味しい♪
もし『１８品の朝ごはん』が売り切れていても、朝食時間帯だと『築地のお寺の朝ごはん』というのがあります。
日本茶付きで１,３００円（税込１,４３０円）と比較的リーズナブル。
お米は十三穀米出、鮭も塩麹焼きで美味しそう♡
私が最初に訪れて、１８品の朝ごはんを食べられなかったときは、席があくのを待っているうちに朝食時間帯も終わってしまったので、普通のメニューのご飯をいただきました。
『３０品目のバランスブッダボウル』というもので、こちらもヘルシー感満載。
十三穀ご飯にアボカドまで入っている斬新な組み合わせで、最初はちょっとびっくりしましたが、味はバランスがとても取れていて美味しかったです♡品目数の多さも相まって、めっちゃ得した気分になりました♪
こちらは一緒に頼んだ『抹茶ライムソーダ』です。
抹茶にライムにソーダ。なかなかな組み合わせでしたが、さっぱりして美味しかったですよ。家でも作ってみようかと思います。
お寺に本にお土産に
ここまでひたすら食べ物のことばかり書いてきましたが、なんといっても築地本願寺。
お寺です。
お食事を待っている間も、フリーWi-Fiに接続して、仏教関係の本（こんなの↓）を無料で読むことができ、リアル仏教書のブックセンターもあります。
カフェのすぐ横にキュートなグッズがたくさん置いてある
また、オリジナルグッズも置いてあるお土産物屋さんがあり、可愛いもの好きなハートが思いっきりくすぐられました♪
そしてもちろん、本堂への参拝も行事がなければ気楽にできます。
感想
築地本願寺の前を通りかかったことは幾度となくあるのですが、『大きなごっつい独特な建物のお寺』という印象が先に立ち、『知人のお葬式でもないといってもな〜』と足を踏み入れたことはありませんでした。
しかし、食べ物につられて入ってみると、めくるめく世界が展開していました。
お食事はもちろん、オリジナルアイテムが置かれたお土産物屋さんあり、仏教本ありで、タイミングが良ければお坊さんの法話も聞けちゃいます。
私は、葬式仏教から脱却しようという企業（？）努力を感じましたよ〜。
これからも先入観にとらわれず、新しいことや面白そうなことには、どんどん触れていきたいなと思いました♪
ではでは
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