英語の語順といえば、中学校で学ぶ『SVO』『SVOC』などの、いわゆる基本5文型で考えるのが一般的です。
しかし、5つも文型を覚えて、いちいちあてはめて考えるのは面倒。
わたしは一生懸命英語の勉強をしていた大昔、ベテランの外国籍の先生に教わったパターンが一番理解しやすかったので、今回、ご紹介します♡
テストのために5文型を覚える必要ない大人の方、ぜひ、やり直しの英語の際に、参考にしてください。
語順はとりあえず1パターンでいってみよう
私が理解しやすかったパターン。
それは、このパターンです。
①Subject ②helping verb ③frequency word ④main verb ⑤object ⑥place ⑦time
かえって分かりにくい?
そんなことないですよ~。
日本語でかくと
①主語 ②助動詞 ③頻度に関する語 ④主動詞 ⑤目的語 ⑥場所 ⑦時間
です。
①の主語と④の主動詞は特に重要なので、絶対に抜かさないようにしましょう(笑)
これを文にすると
①She ②has ③always ④studied ⑤English ⑥in school ⑦for ten years.
となります。
わたしはこの語順を教えてもらうまで、『場所』と『時間』の両方を言わなけばならないとき、一瞬、『うっ』と困ることが多かったのですが、この語順に頼るようになって迷いが消えました♡
TOEFLやTOEICでは支障なし
大人になってから大学院に留学するためにTOEFLを、また、帰国してからはTOEICを何度か受けたのですが、特に1パターンの語順で困ったことはありませんでした。
5文型で考えなくても、なんとかなりました♡
ちなみにTOEFLは大学院の審査で特に問題のない程度(点数は忘れました(^^;))、TOEICは900点代前半でした。
今はすっかりボケていますが、英語を使っていた当時は、点数的には特に問題ない範囲だったかなと思います。
余談ですが、TOEFLはともかく、TOEICについてはそんなに英語力をきちんと反映していないんじゃないかと、わたしは疑っています。
TOEIC900点以上というと一見、『英語いけてるんじゃないの~』と思われそうですが、わたしは自分の英語力にあまり自信がなく(リハビリ中の今だけでなく、一生懸命勉強していた頃も)、そんなにきちんと喋ったり書けたりしているとも思っていません。
わたしのみたところ、900点超えているというだけでは、まだ英語学習のスタート地点の人(←わたしです)もいるし、同じような点数でもすごく達者な人もいるしで、点数だけではその人の英語力を計れないという印象を持っています。
日本社会ではTOEICが幅をきかせていますが、そろそろTOEIC過信はやめたほうがいいんじゃないかな~。
5文型を捨てたら自由になった
日本語と英語はとてもかけ離れた文型なので、中学校などで教える場合、どうしても複雑な5文型のような教え方になるのだろうと思います。
5文型から学べる最大のことは
全部に『S(主語)』と『V(述語)』が最初に入っており
『英語では主語と述語は絶対に必要』で
『まず主語と述語を喋る(書く)』
ということでいいかな~、と思ってます(笑)。
5文型をすっぱり忘れて、『Subjecty→ helping verb→frequency word~』方式でいくと、わたしの場合、一気に気持ちが楽に自由になり、心のおもむくままに言葉を出せるようになりました。
5文型の方がすんなり理解できるという方も、たくさんいらっしゃると思いますが
『5文型、うざ!』
と思っている方、ぜひ、1文型方式でチャレンジしてみてください♡
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!