先日、高齢者用のマンションで一人暮らしをしている、母の歳の離れた姉=私の伯母(90歳目前)のところに行ってきました✨
母は月に1度ほど、私は母にくっついて2か月に1度ほど訪れています。
そこで、高齢者のデジタル苦手問題を、まざまざと体験たんですよ。
ちょっと聞いてくださいな。
伯母はJRの某駅から、徒歩3分ほどのマンションに一人で住んでいます。
高齢者用のマンションなので、スタッフは手厚く見守ってくれているのですが、部屋は普通のワンルームタイプで、基本、独立しての生活です。
そんなマンションを伯母はとても気に入っています。
現在の伯母の趣味は、お散歩。
住んでいるところが駅近なのを活かして、JRに乗って、ちょっと離れたところ、テレビで紹介されていたお寺や飲食店などにも、よく行っているようです。
これまで降りたことのない駅や、行ったことのない路線を巡るのが、とても楽しい様子です。
ちなみに、電車に乗ってどこかに行く時は、マンションの受付の人が、迷子になった時の対策として、『お守り』といってGPSを伯母に渡してくれています。
そんな冒険好きの伯母。
JR西日本が発行している交通系ICカードICOCA(イコカ)のヘビーユーザーです。
↑ これは私のスマートイコカ ↑
ICOCAを使って、ピッピッと改札を通って電車に乗る。
それはとっても便利でいいのですが、普通、ICOCAって持っているのは1人1枚、せいぜい、銀行口座と紐付いているのと、そうでない予備の2枚くらいじゃないですか。
しかししかし、なんと伯母はICOCAのカードを5枚も持っていたんですよ💧
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よくよく聞いてみると、どうやら昔のテレホンカード的な、プリペイドカードと区別がついていない様子。
残金が少なくなっているっぽい感じだと(伯母は残金がどれだけあるか、確認方法を知らない)、次々に買っていたようです。
『ICOCAはチャージしたら繰り返し使えるので、お財布に入れとくんだったら、1枚で大丈夫』と説明をすると
じゃあ、残りの4枚はハサミで切っといた方がいいんやね✨
と、今度はクレジットカードと機能が混ざっている様子です💧
いやいや、待ってくれ🫷残金があるだろうし、ICOCAはカード作る時にデポジットで500円かかってるんやで💰
結局、たくさん持っているとややこしそうなので、伯母と相談して5枚のうち1枚のみを残すこととしました。
私が最寄りのJRで手続きをしました。
最初は残金を全部、残す1枚に集約できないかと窓口で相談したんですが、ダメとのこと。
カードを払い戻す場合、払い戻し手数料が1枚220円かかるので、一瞬、『私が伯母から買い取って、コンビニで使うか』とも思ったのですが、それも面倒に思えて、結局、その場で払い戻してもらいました。
手数料が220円かかりはしますが、支払っていたデポジットの500円が戻ってくるので、なんだかんだで、4枚で6,000円近くの返金がありました✨
その6,000円ほどを伯母に渡すと、喜んでましたね〜😀
ちょっといいことをした気分です。
それにしても、デジタルデバイドっていうんですか?
デジタルを使いこなせず、いろいろ損したり、かけないでいい手間をかけているであろう高齢者の姿をまざまざと見た気がします。
最近、駅で切符を買うのも、表示がややこしいもんな〜。
デジタル技術を使いこなせないと、出不精になって孤立していくんだろうな〜。
私もアラフィフです。
今でも今ひとつ、世の中の流れについていけているか分からないのですが、今後、ますますその傾向は強くなるでしょう。
今の伯母の姿が、未来の私の姿と重なって見えます💧
なんだかな〜。
今後、高齢者にも優しいデジタル化が進んでいって欲しいです。
顔認証の何かか?
よくわかりませんが、技術者の方、よろしくお願いします!
ではでは
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