コロナは依然として収まりませんが、年に1度のチョコレートの祭典、バレンタインデーはもうすぐです。
例年、会社の帰りに立ち寄る阪急梅田のチョコ売り場、感染対策に気を付けつつ、今年ものぞいてきました。
梅田の阪急百貨店チョコ売り場
さすがにコロナ禍。
例年よりはるかにお客さんが少なく(←私の主観です)、人をかき分けずにチョコをみることができたのはいいのですが、ちょっとデパートやお菓子メーカーの経営状態が心配になってしまいました。
*ひときわ目をひくベルギー生まれのチョコレート小便小僧、ジュリアン君!
せっかくチョコを買うんだったら、フェアトレード商品や1個買ったら〇〇円自動的に寄付されるというような寄付チョコを買いたいと思い、会場を探してみました。
するとフェアトレードコーナー発見!
フェアトレードや Tree to Bar、カカオ農家への支援などに取り組んでいる13ほどメーカーの売り場が並んでいました。
ちなみに、Tree to Barとは
カカオ生産国で、カカオの木の実からチョコレートになるまで、カカオ豆をできる限り移動させずに加工する製法(阪急百貨店ホームページより)
らしいです。
なんでも、育てたカカオにプライドを持ち、ローカルの活性化につながるそう。
今回、初めて知りました(^^;)
*会場でもらったMeijiさんのカカオ豆のリーフレット ↓
フェアトレード商品を高いと感じるのは、普段のチョコが安すぎるから?
いろいろ陳列チョコをみてまわったのですが、百貨店の売り場のせいか、どのフェアトレード商品も高いんですよね。
フェアトレードのものは、タブレットチョコ(とお店ではいっていた=板チョコのこと)が多かったのですが、さほど量がなさそうなのに、1000円、2000円とします。
結局、会社が社会貢献をしていてブースがフェアトレードコーナーにあった明治の、商品自体はフェアトレード商品ではないけど、近所のスーパーやコンビニではあまり見かけない種類の『The Chocholate』シリーズ2品を自宅用に買って帰りました。
写真左の『チョコレートトリップ』は、4種類のカカオの産地の違うチョコレートを食べ比べられるゴージャス版です。
いずれもカカオ、70%で大人な感じ。
フェアトレード商品を高く感じるのは、やはり普段の食生活(安くて美味しいチョコ生活)が、産地の人の犠牲の上に成り立っているからだろうな。
チョコレートって、製造工程がけっこうややこしいのに、めっちゃ安くて美味しいのが出回ってますもんね。
ネットで探してみても、一番安いのが Stella Bernrain(↓) ので、これとてスーパーの100円チョコからすると割高です。
森永や明治は通年でチョコ製品の売り上げから寄付している
美味しい100円チョコは、やっぱり不当に安い値段?
いろいろ考えさせられました。
お手軽な価格での寄付チョコですが、時期によっては(年間1か月ほど)、森永が対象のチョコレート製品1箱買い上げるごとに1円、カカオの国の子供たちに寄付する『1チョコ for 1スマイル 』キャンペーンというのをやっています。
でも、お客様相談室に問い合わせたら、あいにく今はその特別キャンペーン期間ではないそう。
次のキャンペーン期間は決まっていないそうですが、私の大好きな『ダース』も対象商品なので、その期間は特に、積極的に買おうかなと思ってます。
消費者が『1箱買ったら〇〇円』というように直接的に寄付できる形ではないですが、明治と森永は年間をとおして、会社の社会貢献の一環としてチョコレート商品の売り上げの一部から海外の子供たちに寄付しているそうです。
明治はUNCHR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付しています。
対象商品は1種類で、『ミルクチョコレート 50g』。
パッケージのどこにも書いてないのですが、いつこのチョコを購入しても、売上の一部から寄付されるそうです。(←念のため、お客様相談室で確認済み(^^))
いずれも企業として素晴らしい取り組みだとは思いますが、ちょっと値段が高くなってもいいから、もうちょっといろんな種類の寄付チョコ(『1個買うと1円寄付』的なもの)が出ないかな~と思ったのでした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。