2020年大阪ほんま本大賞受賞作の『たこ焼きの岸本』。
その舞台となった住吉大社の門前町の商店街『粉浜商店街』(こはましょうてんがい)に行ってきました。
『たこ焼きの岸本』を彷彿とさせる、渋いたこ焼き屋さん『やなぎ』でたこ焼きをぱくつき、商店街をぶらついたご報告です♡
大阪ほんま本大賞ってなんやねん?
『たこ焼きの岸本』ってグルメ本?
と思われた方は、こちらの記事も、是非、ご覧ください。
粉浜商店街はここにある
本の帯に著者の蓮見恭子さんが
と書かれており
文庫本の中に、粉浜商店街(コナハマではなくコハマと読む)にあるたこ焼き屋さん『やなぎ』の割引券のようなものが入っていたので
この本の舞台が粉浜商店街なのは確実で、『やなぎ』さんのことも意識して書かれているのじゃないかと推察します。
そんな粉浜商店街の場所はココ ↓
大阪屈指の有名神社・住吉大社には1~2回、行ったことがあったのですが、南海・住吉大社駅から行くと、粉浜商店街は住吉大社とは反対側になるので、これまで商店街のことはよく知りませんでした。
左に行くと粉浜商店街です。
小説にもチラッと出てくるのですが、近くにわりと大きな公園(住吉公園)もあります。
ちょっと寂しい粉浜商店街
住吉大社駅の改札を出て、本当にすぐのところに粉浜商店街の入り口はあります。
南海線・住吉大社駅から隣の粉浜駅までの間、粉浜商店街は続いています。
わたしが訪れたときは、コロナの感染拡大中で、真夏のあっつい、あっつい時だったせいか、シャッターが閉まっている店が多くて、ちょっと、いやかなり寂しい感じでした。
きっと住吉さん(住吉大社)のお祭りとかあるときだと、にぎわっているのかな~、そうだといいな~と思いますが、そのあたり、よくわかりません(*_*)
たこ焼きの『やなぎ』さん
そして、小説のモデルになったかもしれないたこ焼きの『やなぎ』さん。
住吉大社駅から粉浜商店街に入ったらすぐありました!
画像引用元:粉浜商店街ホームページ
たこ焼き以外にも、各種あてがあります。
ちくわ炙りチーズが気になります。
小説の『たこ焼きの岸本』は、ちょっとした机といすはあるものの、基本テイクアウトのたこ焼き屋さんなのですが、リアルたこ焼き屋さんの『やなぎ』さんは、店にカウンターとテーブルがいくつかあり、お酒も飲めます。
お店は私がうかがったときはお兄さん一人で、たこ焼きを焼いて、出して、お会計をしてらっしゃいました。
お店の中は、地元の常連さんたちばかりだったようなので、一瞬、テイクアウトにしようかとひるんだのですが、暑くてのども乾いていたので、思い切って椅子に座っていただくことにしました(^^)/
年季の入ったお品書きをみて、たこ焼き8個350円とビールをオーダー。
夏のビールはうまい!
たこ焼きも出汁が効いてて、ほくほくして美味しかったです♡
本に入っていたチラシに
『たこ焼きの岸本』持参で、たこ焼き8個350円が250円に!!!
とあったので、一瞬、本を出そうかと思ったのですが、勇気はなく普通にお支払して店を後にしました。
割引にならなくても、350円分の価値が十分にあるお味でしたよ (^_-)-☆
おわりに
わたしの行きつけの紀伊国屋書店・梅田本店では、『たこ焼きの岸本』キャンペーンがますますヒートアップ。
入口の目立つところに平積みされ、赤ベースのイラスト入りのもともとのカバーの上に、黒カバーをつける念の入れよう。
黒カバーには、作家の髙田郁さんの推薦文『後悔させへんさかい、いっぺん食べてみて!』の文字がおどります。
まだ、お読みでない方は、たぶん後悔せ~へんから、いっぺん読んでみてください!