シングル&ワーキングママのぽんちゃん日記

『楽しい生活』が信条♡公認心理師でシングルママの情報発信ブログです。起立性調節障害の娘との生活、お金の話など生活に密着した話題をお届け♡

職場でも、子育てにも使える! 人間関係を円滑にするバイスティックの7原則

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最近、福祉関係の本を読むことが多いのですが、その中に、相談援助技術の基本として、バイスティックの7原則というのが出てきました。

 

対人援助にかかわる人の行動規範として、超有名なこの7原則。

 

対人援助とかの枠を超えて、職場や家庭での人間関係を円滑にするためにとても有用だと感じたので、ご紹介します♪

子育てにもとっても使えると思うので、ぜひ、ご参考になさってください♬

 

 

あたりまえのことだけど

 

これからご紹介するバイスティックの7原則』は、全部とっても当たり前のことばかり

人と接する時には、とっても大切で基本的なことばかりです。

 

でも意識していないと、なかなか、できないことでもあると思うんです。

 

バイスティック(Biesek,F.P.)はアメリカの社会福祉学者です。

彼が1957年に著した『The Casework Relationship』の中で、対人援助技術の基本としてこれからご紹介する7原則について記されています。

 

これは、福祉機関やその他相談機関のケースワーカーが、相談に来られたクライアントと、より良い関係を築くことができるように、援助の基本姿勢を7つの指針にまとめたものです。

 

ケースワークにおける人間関係は、親子や会社の同僚や友達とは違っています。

ケースワークでの人間関係は、一過性だし、情緒的な要素が深く浸透することも少なでしょうし、友達関係のように平等性や相互依存も基本的にはありません。

 

そうしたケースワークでの関係性を念頭においての原則ではあるのですが、一般的な人間関係を円滑にできるようにするヒントもいっぱあります♬

 

では、さっそくいってみましょう!

 

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原則1 個別化

 

相手を個人としてとらえること。

その人が抱えている課題や問題は、類似したものであっても、一人一人違う。

それらを同じものとして決めつけたり判断したりせずに、個別のこととして対応するという原則です。

 

例えば、職場の上司や同僚を、外見や性格、日常の行動などから、『この人はこんな人物なんだ』『どうせ言ったってムダだろう』などと、決めつけない方がいいということですね。

 

あたりまえといえば、とっても当たり前。

 

でも、気をつけていないと、これまでの自分の経験から『パターン化』してイメージしてしまいがちになります。

 

イメージすること自体は経験から来る知恵という部分もあり、一概に悪いとはいえないですが、その人独自の個性を考えずに、類型的、流れ作業的に思考が進むのは、やはり注意です。

 

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原則2 意図的な感情表出

 

これは、相手の感情表出を大切にし、相手が悲しんだり、喜んだりを自由に表出できる雰囲気を作ることです。

 

相手があなたに忖度せずに、『ありのままの感情を出してもらうことが大切』という原則です。

 

例えば、子供が何か話したそうだったら、忙しく家事をしていても、ちょっと手をとめて、リラックスした雰囲気づくり(←これ難しいけど大事😚)をする工夫をするなどです。

 

これ、私は個人的にかなり難易度高いと思ってます(^_^;)

単に努力すれば簡単に達成できるというものでもないので。。。

 

定期的な自己チェックと周りの人からの指摘を素直に受け入れることで、目指すところに近づけるんじゃないかと思ってます。

 

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原則3 統制された情緒的関与

 

相手の感情に共感することは重要ですが、その感情に巻き込まれたり振り回されたりしないように注意するということです。

 

例えば、同僚がうつかと思われるほど落ち込んでいても、話を聞いているうちに、そのディプレッション感情に引っ張られて、自分も深く落ち込んでしまうことのないようにしましょう。

 

自分の感情を統制して人と接するためには、一歩ひいてみて『あっ、今、私、超うかれてる』『今、すごくイライラしている』などと、俯瞰して自分自身をみることが大事✨

 

 

原則4 受容

 

相手の考えや個性などについて、決して初めから否定したり判断したりせずに、ありのままを受け入れ、理解するという原則です。

 

例えば、子供が『もう、算数の勉強はしない』といったとき、『算数はとっても大事だから、勉強した方がいい。しよう』とすぐにいわずに、『どうしてそんなことを言い出したのか』『なぜ、そんな考えに至ったのか』、そこから紐解く、という姿勢を持つということです。

 

これも私は苦手で、子供相手だと特に、頭ごなしに言ってしまって、言った直後にハッと気がつくということが多かったりします。

反省の日々・・・

 

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原則5 非審判的態度

 

相手の行動や思考に対して、自分の善悪の基準で判断を一方的に行わないとする原則です。

 

ひらたくいうと、相手を一方的に非難しないということです。

 

相手が置かれた状況や課題などについての是非の判断を下すのではなく、丁寧に分析したり自分なりの評価をしてみたりして、それを相手にフィードバックしてみる感じでしょうか。

 

例えば、勉強をサボってしなかった子供に対して、勉強しないことをダイレクトに批判するのではなく、勉強時間や効率と、試験の成績(あるいは課題の理解度)との相関などを丁寧に説明していきます。

 

また、課題解決の方法についても、相談された人が安易に方向を示すのではなく、課題を抱えている人自身が行っていけるようにサポートすることが大切です。

 

 

原則6 自己決定

 

これは文字どおりなんですが

相手の自己決定を促して、尊重するということです。

 

相手が悩んでいる場面において、いろいろなお悩み解決方法はありうると思います。

その選択肢のうちの一つを一方的に押し付けるようなことはせず、最終的に課題を解決していく主体は、課題を抱えた人であることを忘れずに、周りの人はその人の自己決定に基づいた行動を尊重しましょう。

 

例えば、子供の進路について、親子で揉めることはよくあることだと思います。

よくよく、子供のいきたい方向や、そちらに進むメリット&リスク等を話し合ったうえで、最終的には子供の判断に任せるという感じですね。

 

自己決定と自己責任はセット。

最終的に決めたのが自分なら、責任をとる心構えもきっと持ちやすいでしょう。

 

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原則7 秘密保持

 

ラストの秘密保持は、『秘密をきちんと保持して、信頼関係をつくる』ということです。

 

同僚から聞いた話をうっかり漏らしたばかりに、関係にヒビがはいるなどは、よくある話。

相手が子供でも同じだと思います。

 

家族や友達を含んだ第三者から聞かれても、秘密に類することは本人の承諾がないと喋らないのが吉です。

 

 

おわりに

 

ご紹介した7原則は、対人援助をする際にケースワーカーが心がける原則なんですが、一般的な人間関係にも参考になることが多くないですか?

 

日頃のあらゆる場面での人間関係を円滑にする、ちょっとしたヒントになったらうれしいです♬

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

See You!