京都観光は神社仏閣めぐりが中心になりがちですが、そればかりだと飽きちゃったり、お子さん連れだと、お寺中心の観光は行きにくいと思います。
そうしたときにおススメなのが、嵯峨野トロッコ列車。
山陰本線の旧線を活用した観光列車です。
有名な保津川下りとほぼ同じルートなのですが、川下りはお子さんや高齢者の方だとなんとなく心配。
それに、保津川下りは時間もお金かかる本格派なので、余裕があるときしか行けませんが、嵯峨野トロッコ列車は亀岡までの往復で約1時間、料金もお手頃です。
今回は、そんな嵯峨野トロッコ列車のご紹介です!
今はコロナで、関西の人以外は、行きにくいですが、コロナが収まったらぜひ、遠方の方も乗ってみてください💕
アクセス・出発点は嵯峨野駅
京都駅からすぐ♡/
嵐山電鉄(嵐電)嵐山駅&嵯峨駅からも、歩いて行けます。
嵐電嵐山駅は世界遺産『天龍寺』の前にあり、駅構内にキモノフォレストという
京友禅を筒状にしたところがあるので、立ち寄りスポットとしておススメです。
うちの子は、京友禅の素敵な柄に大興奮。お姉さんたちは、映えスポットなので、社員をバチバチとってました♡
嵐電嵐山駅のキモノフォレスト/
トロッコ嵯峨野駅の外観はこんな感じで
オリジナルキャラクター(?)も大活躍のお土産物屋さんがあります。
最近、各所でみるかわいい女の子のオリジナルキャラクター、年のせいか私はみんな同じ顔に見えちゃいます(^^;)
ルートは『嵯峨駅―亀岡』
ルートは『嵯峨駅ー亀岡駅』の往復で、片道25分です。
保津川下りのルートとかぶってます/
亀岡は大河ドラマ『麒麟がくる』の明智光秀公ゆかりの地で、大河ドラマ館もあるので、亀岡でゆっくりされて、遅めのトロッコ列車で帰ってきてもいいかもしれませんね。
列車は、すこしの休憩をはさんで、折り返し運転するので、駅や亀岡でゆっくりしないのでしたら、往復約1時間で戻ってくることができます。
停車駅は
というシンプルさ。
嵐山駅は竹林の道の出発点だし、他にも見所沢山なので、わたしが乗車した時は、嵐山駅で乗降する方が多かったです。
わたしと子供が大好きな『よーじや』さんは、嵐山駅と嵯峨駅の真ん中あたりに位置しています。
運行時間
運転日は3月1日から12月29日で、真冬はお休みです。
定休日は水曜日ですが、水曜日が祝日の場合や、春休み、ゴールデンウィーク、紅葉の時期は運転しています。
1時間に1本出発で、同じ列車が『嵯峨駅―亀岡駅』を地道~に往復しています♡
通常の最終便は、嵯峨発16:02なのですが、紅葉の季節などは臨時列車も運行!
17:10発の列車もあり、ライトアップした素晴らしい景色が楽しめます。
ちなみに、夜のライトアップは特に迫力満点なので、お子さんが小さい場合は、怖がるかも~。
うちの子が幼稚園くらいで一緒に乗ったときは、オープンの車両だったこともあり、途中から超怖がって景色を楽しむどころじゃありませんでした(^^;)
お昼の通常便だと、小さいお子さんでも全然大丈夫と思います♡
チケットの料金&買い方
5両編成で、5号車(リッチ号)がオープンタイプの車両になっています。
座席は全席指定になっています。
値段はオープン型も普通車両も同じです。
なので、オープン型の方がお得感あり!
片道料金は、大人が630円、小人が320円です。
15名以上だと団体割引もあります。
席は通路をはさんで、左右に分かれているのですが、どちら側に座っても、不公平感なく半分ずつくらい川の方向になります。
なので、左右はどちらでもいいと思います。
オープン型だと、とっても自然を体感できるので、雨が降っていない時は超おすすめなのですが、オープンはけっこう座席をとるのが難しいんです。
オープン型の車両『リッチ号』。名前がなんとも/
チケットの買い方は、1か月前からの前売りと当日販売があります。
前売りだと、オープンタイプの車両を指定できるのですが、やっぱりオープン型から売れていくので、早めの予約が必要です。
そこで躊躇するのが、そのときの天候がわからないことや、今だとコロナの感染状況がどうなっているかわからないこと。
今回、わたしはコロナ明けにファミリーで行ったのですが、事前予約はなしで、当日、切符売り場で購入しました。
普通車両の木の座席♡
今どき、なかなかめったにお目にかかれません。
当日券は、ネットで空き席の有無は確認できるのですが、全体の空席情報しかなく、オープン車両の空席があるかどうかとうかは、確認できません。
チケット購入は窓口ONLYです。
もともと早い時間帯にその日の切符は売れていたのですが、今は、コロナで座席数も半分程度にしているので、いっそう早めに駅に行って、切符をゲットししておくことが必要です。
一般車両の天井です。レトロ♡/
駅の周辺は観光地が沢山なので、列車の時間まで、ブラブラ散策したり、おいしいスイーツを食べましょう♡
トロッコ列車でGO!
では、いよいよ出発です!
亀岡駅から戻ってきた列車に、『トロッコ嵯峨駅』乗り込みます。
窓ぎりぎりに迫る、緑のトンネルをとおり
どんどんいくと、嵐山を過ぎたあたりで
保津川がみえてきます。
わたしが行ったときは、増水で川下りは中止だったのですが、川下りが運営されているときは、川下りの人たちと手を振りあって、楽しめます♡
暗~いヒンヤリするトンネルを通ったり、また緑になったりしてすすみます。
うまく動くかどうかわかりませんが、動画も載せちゃいます♡
京都嵐山のトロッコ列車に乗ってきました♡保津川の川下りは、雨のあとで水量が多く、お休みでした。 pic.twitter.com/9h9Gl4TNZt
— ぽんちゃん (@lGitu5zrY738B1Q) 2020年6月21日
この保津峡駅、ドラマの撮影でよく使われるそうです。
山の中のサスペンスドラマかな?
終点の亀岡についたら、今回は、ちょっとお土産物屋さんをのぞいただけで、復路のトロッコで帰ってきました♡
おわりに
リーズナブルなお値段と、往復1時間というコンパクトな時間で楽しめるトロッコ列車の旅。
京都での神社仏閣めぐりや美食三昧に飽きたら、いや、飽きなくても、是非、行ってみて下さい✨
お子さん連れの方には特におすすめです!
私が乗ったときも、家族連れでキッズがたくさん乗っていました。
このトロッコ列車も緊急事態宣言のときはお休みしていて、宣言解除明けでやっと運行開始したころに行ってきたのですが、販売座席がいつもの半分くらいになっていたので、特にオープン型車両のチケットをとるのは難しいです。
でも、普通の車両でも十分に楽しめるので、京都まで来られたら、是非、一足伸ばして、トロッコ列車で雄大な自然の中を満喫してください!
どの季節に乗っても、四季の景色が楽しめます♡
画像引用元:京都嵯峨野トロッコ列車ホームページ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!