今年の2月に『精神保健福祉士』という国家資格の試験を受けていたのですが、無事に合格し、4月14日に登録証が届きました♡
精神保健福祉士という資格について、ご存じない方も多いと思うので、今回は、資格についてのざくっとした説明と、登録料が高くてしょんぼりした(--;)というお話をお送りします!
福祉系の資格に興味がある方も、そうじゃない方も、ぜひ、読んでいってください♡
*この何ともいえない緑色のフォルダーに登録証が入ってます。
精神保健福祉士とは!?
世の中に『資格』と名の付くものは山のようにありますが、精神保健福祉士もその一つ。
福祉系の国家資格です。
社会福祉士、介護福祉士と並んで『三福祉士』なんて呼ばれたりもしてます。
専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行う
んです。(引用元:厚生労働省ホームページ)
まあ、超おおざっぱにいえば、精神科やその他の施設のスタッフとして勤務し、患者さんやご家族などの相談にのったり、日常生活への適応のために必要な訓練を手伝ったりする人、みたいな感じでしょうか。
お医者さんや看護師さんのような業務独占ではなく、『名称独占』(←資格を持っている人だけがその名称を名乗れるというだけ。栄養士さんや保育士さんも名称独占資格)の資格です。
ちなみに、お医者さんなどの業務独占資格とは、特定の業務に関して、特定の資格、免許等を有する者だけが、業務を行うことができるという資格です。
業務独占資格の方が、取得は難しいけど、お金になる場合が多いです。
今回、わたしが受けた精神保健福祉士の受験資格は、いろいろあってややこしすぎるので、興味のある方は、試験センターのホームページをみてね♡(と丸投げ) ↓
[精神保健福祉士国家試験]受験資格(資格取得ルート図):公益財団法人 社会福祉振興・試験センター
試験に合格したら登録♡
わたしは、大学は福祉系ではなかった(心理系だった)ので、受験資格を得るために、専門学校の通信教育課程を修了し、今年の2月に受験。
3月15日に合格発表があって、見事、合格しました~✨
*ほぼ神頼みだった受験
合格したこと、それはそれで、めっちゃうれしいのですが、試験に合格しただけでは『精神保健福祉士』と名乗ることはでません。
『精神保健福祉士』の名称を使うには、合格後に試験センターに登録申請して、登録簿にのっけてもらわなければダメなんです。
精神保健福祉士法にも
『精神保健福祉士となる資格を有する者が精神保健福祉士となるには、精神保健福祉士登録簿に、氏名、生年月日その他厚生労働省令で定める事項の登録を受けなければならない。』(28条)
と規定されています。
この登録は、別に合格した年にしなくてもよく、特に期限はないので、5年後でもなんでもOKなのですが、せっかく試験に合格したからには『ちょっと名乗りたい』的なものもあり、わたしは今年、登録申請しました。
そして、登録申請して待つこと1か月。
こんな登録証(↓)がレターパックでお家に届きました♡
写真では切れちゃってますが、下の方に『厚生労働大臣 田村憲久』さんのお名前もあります。
この登録証はもらってうれしかったんですが
登録料が高っ!
かったんです(--;)
受験代も17,610円かかったのですが、さらに登録申請の際
★登録免許税として、収入印紙15、000円分
★登録手数料として、4,050円
合計 19,050円もかかっちゃったんですよ(泣)
『たかだか登録簿に登録してもらうだけで、この値段か~』と、なんとなく、ぼったくられている気分になりました(--;)
公認心理師はおいくらだっけ?
わたしは心理系の国家資格で公認心理師というのも持っているのですが、そっちも合格後に登録するパターンでした。
数年前にとった公認心理師の登録料(申請にかかる費用)はおいくらだっけ?
と思ってみてみると、これが精神保健福祉士より高かったんですよね。
★登録免許税として、収入印紙15,000円分というところは同じなんですが、
★登録手数料が、なんと7、200円と精神保健福祉士より高かったんです。
2万円を超えていたんですね。
仕事に必要な人は登録せざるを得ないし、足元みられている感、満載です(笑)
公認心理師の方は、文科省と厚労省のブリッジ資格だから、手数料が高い?
いや~そんな理由かな~。
なぜ、高いのかは謎です😅
*公認心理師の登録証は紫の方☆
*公認心理師の試験について書いた記事です。よかったらこっちも読んでみてくださいね。
おわりに
なんか、国家資格も含めて『資格』と名の付くものが、増殖し続けていると思うのは気のせいでしょうか。
児童虐待などに対応する人たちの専門性を高めるため、また、厚労省が新たな資格の検討にも入っているようですしね。(↓)
「子ども家庭福祉」国家資格創設へ 児童虐待に対応 来年度前半に骨格 | 毎日新聞
人生100年といわれる昨今、最初に勤めた会社や職種でワーキング人生を終える人は、今後、より少なくなっていくと思います。
私は、今の仕事を定年退職した将来、仕事の幅が広がるかなと思って、とれそうな資格をとっているのですが、上手いこと役に立つ日がくるといいなと思ってます✨
では、今日はこのあたりで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!