娘はこの春から中学1年生。
『毎日、元気に楽しそうに学校に通っています!』といいたいところですが、娘は起立性調節障害なので、あいかわらず午前中はしんどそうです。
慣れない制服、慣れない通学路、小学校と違って学科ごとに違う先生。
本人は気が付いていないみたいですが、かなり疲労も溜まっている様子です。
まだ始まって2週間ほどなのに、もう午前中お休みしたり、全日お休みしたりといったことがありました💧
親としては、中学になったら勉強も難しくなるし、進むスピードも上がるし、英語も本格的に入ってくるし、遅刻するたびに『勉強、ついていけるだろうか』とヒヤヒヤしています。
でも、幸いにして先生方がとてもサポーティブなので、とても助かっています。
『しんどかったら無理せずに、途中、来れそうな時間からでもおいで』といってくれてます。
入学前の担任が発表されていない頃から、機会があるたびに、主任の先生や保健の先生、担任が発表されてからはもちろん担任の先生にも、『起立性調節障害』であること、服薬でだいぶ調子がよくなっているけど、波がなかりあることなどをお伝えしてきて、よかったなと思ってます✨
先生方には私の方からお伝えしていたのですが、『入学時にもう一つやっておけばよかった』と思ったことがあります。
それが、クラスメイトへのお手紙配布。
入学式の日、クラスに分かれて教室に入った際に、娘は沢山のプリントや冊子などをもらったのですが、その中に、1人のクラスメイトからの1枚のお手紙が入っていました。
クラスみんなに配られたお手紙です。
その手紙はクラスメイト本人が書いたものとのこと。
内容は、彼女が外からは分からない障害を持っているというものでした。
障害の内容と、どういうときにどのような症状が出る等、とても分かりやすく書かれていました。
クラスの仲間に気を付けて欲しい点なども簡潔に、おしつけがましくならないように、上手くまとめられていました。
中1の子が書いたとは思えないほど、的確で配慮がいきとどいた丁寧な文面で、なんてすばらしい手紙なんだろうと思いました。
親が手伝っている部分もあるかもしれませんが、あったとしても多分ごく一部でしょう。
これまで彼女が、自分の障害について周りに分かってもらおうと、努力してきた軌跡がみえるような内容でした。
娘が帰宅してから、その手紙をみせてもらったんですが、私は『うちでもこんなのつくればよかった~』と思いましたね。
娘の『起立性調節障害』というのも、外からわかりにくく、ともすると『怠けもの』のようにみられてしまいがちな症状がでます。
起立性調節障害とは、思春期に発症しやすい自律神経機能不全の病気なのですが、症状は人によってさまざま。
めまいや頭痛、体のだるさ、朝起きが困難など、いろいろあります。
娘には以前から、『説明できそうだったら、友達に体調のこと、どんどん説明しとき』とは言っていたのですが、手紙で伝えるというのは考えていませんでした。
これから何か新しい環境に飛び込むとき、まだ体調が悪いようだったら、先生に相談しつつ娘に書くのをすすめてみようと思います。
手紙だと、過不足なく必要な情報を伝えられるので、変な誤解が生じなくて本当にいい方法だと思いました✨
まだお子さんが小さくて、お友達から『あれっ?』と思われそうな特性を持っていた場合、先生と相談しつつ保護者の方が、お友だちの保護者に向けてお手紙を書いてもいいかもしれませんね。
その人のことが分かると、悲しい誤解が生じにくくなると思います✨
今日は、娘が中学校に入学して少したち、思ったことを書いてみました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました💕