図書館で借りてきた 森永卓郎流『生き抜く技術』を読み終わりました。 今日は、その感想を書きます。
先にサクッと結論を書いちゃうと、過去作と重なる内容も多いものの、31のメッセージにエッセンスが凝縮された一冊といえるでしょう!

森永さんのラストメッセージのような本、という重み
著者の森永卓郎さんは、2025年1月に亡くなられています。 この本は、亡くなるわずか3週間前まで、命を削りながら書き続けられた本です。
そう思うと、ひとつひとつの言葉の重みが違って感じられました。
森永さんがこれまで20年以上、教授をしてきた獨協大学の学生さんたちに伝えてきたであろう、モリタク流の幸福に生きるための方法。
そんなものが、31のメッセージに詰まっている気がしました。
私は、これまでにも森永さんの本を何冊も読んできました。紙の本だけでなく、オーディオブックのオーディブル(アマゾン・オーディブル)でもよく聴いてきました。
だからこそ正直に言うと、『どこかで読んだことがあるな』と感じる部分も多かったです。
特に『ザイム真理教』以降の著書を読んでいる方なら、同じように感じる人も多いのではないかな。
/私はこの本、衝撃を受けました/
これまで森永さんが書いてきた沢山の本と重なる部分も多いので、『新しさ』という意味では物足りなさを感じるかもしれません。 そういう意味では、 この一冊をあえて読まなくてもいい、という人もいると思います。
ただ一方で、この本には これまで森永さんが伝えてきたエッセンスが、ぎゅっと凝縮されています。
31のメッセージという形で、 シンプルに、でも本質的にまとめられている。
この時代に日本に生きているわれわれが、幸福な生き方をするにはどうすればいいか。
まさにタイトルどおり、森永卓郎流のいわば幸福論。
『総集編』のような一冊です。
初めて読む人には入り口として、 これまで読んできた人には振り返りとして、 それぞれに意味のある本だと感じました。
私が森永さんの本を読む理由
私は、森永さんの本を定期的に読むようにしています。
その理由は、『感覚を補正するため』です。
最近は、NISAや iDeCoといった制度も広まり、『お金に働いてもらって、資産を増やすべき』 という考え方が、すっかり主流になっています。
実際、私自身もどっぷりその流れの中にいます💧
限られた少ないお給料の中から、NISAやiDeCoの制度を使ってコツコツと投資信託を積み立て、さらに個別株も購入しています。 個別株に関しては、ほとんど『推し活』のような感覚で、 好きな企業を応援する気持ちで投資していて、 気づけばかなり熱中している自分がいます。
そんなときに読む森永さんの本は、 いい意味で『冷や水』をかけてくれます。
例えば、メッセージ3『投資は儲かる』というのは幻想にすぎないでは
お金が、自ら増えることはない。お金が増えるのは、働いたときと他人から奪ったときだけだ。・・・(中略)・・・
経済評論家も政府も、「長期・分散・積み立て」の3原則を守っていれば、株式投資は確実に儲かると喧伝するから、すっかり「投資は儲かるもの」と、信じ込んでしまっている。しかし、それは根本から間違っているのだ。(森永卓郎流「生きる技術」P.29から引用)
なんて書かれています。
世間では『お金に働いてもらって、資産を増やそう!』って言われてるけど・・・
そうかもしれない。
たしかに、お金は細胞分裂しているわけではないんだから、自ら増えないかもしれない。
今が投資バブル真っ只中で、弾ける直前かもしれないし。
そもそも資本主義経済のシステムは、このまま維持していくかどうかもわからないし。
な〜んて、お金に働いてもらってお金を増やそう的な考えや、増やすことが正義という空気に対して、一歩引いて考える視点を与えてくれる。
読んでいて、ハッとすることが多いです。
/目次はこんな感じ/

この本は、目新しい知識を得るための本ではないかもしれません。
でも、お金に執着し、前のめりになりがちな自分を、 ちょうどいい場所に戻してくれる。 そんなバランスを取り戻すための一冊だと思います。
投資やお金のことを真剣に考えている人ほど、一度、立ち止まるきっかけとして読んでみてもいいかもしれません。 図書館で気軽に手に取れる一冊としても、おすすめです✨
ではでは
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