長年お世話になった、杉田敏先生のNHKラジオ語学講座『実践ビジネス英語』が、ついに終わってしまいました。
杉田先生の『実践ビジネス英語』は、1987年から30年以上にわたり続いた、NHKラジオ語学講座の看板&長寿番組。
昔の講座名は、やさしくないけど『やさしいビジネス英語』でした。
放送は2021年の3月末で終了していたのですが、私はNHK語学講座の公式アプリを使って、いつも1週間遅れでラジオストリーミングで聴いていました。
ストリーミングは毎週月曜日の午前10時に、新しいのに更新されるので、昨日の月曜日、通勤電車の中で聴いたのが杉田先生の講座の最後でした💧
*テキストに掲載されている杉田先生 ↓
帰りの電車でアプリのメニューをみても、当然のことながら杉田先生の『実践ビジネス英語』はなく、番組が終了することを知ってから陥っていた杉田ロスは深まるばかり・・・。
4月からの語学講座のラインナップの一部/
季刊でNHK出版から刊行される『現代ビジネス英語』で心の穴を埋めようとしていますが、埋め切れるかどうか・・・(涙)
*早速、春号を買って聴いてます
杉田先生の講座の後継として新開講したのが、柴田真一先生の『ラジオビジネス英語』。
杉田先生ファンとしては、後継番組なので聴かないわけにはいきません。
2021年3月末までは、NHKラジオで『ビジネス英語』という名前の講座は、杉田先生の『実践ビジネス英語』と柴田先生の『入門ビジネス英語』の2種類ありました。
『入門ビジネス英語』が月&火の週2回で、レベルはやさしめ。
『実践ビジネス英語』が水、木&金の週3回で、レベルは難しめという構成でした。
それがこの4月から一つの番組にまとまった感じになってるんです。
新講座の『ラジオビジネス英語』は月~金までの週5日。
月、火&水がやさしめので、木&金が難しめのレベルとなっています。
内容も
月&火曜日は『ビジネス英会話』
水曜日が『ビジネスメール』
木&金曜日が『インタビュー』という盛り沢山ぶり✨
これまでに比べてより幅が広い学習者に向けた番組といえるでしょう。
*新旧2つの講座のテキスト
さっそくストリーミングが配信される月曜日に、New講座『ラジオビジネス英語』を1週間遅れで聴いてみました。
月、火は、今までの『実践ビジネス英語』の内容に比べ、正直なところ、最初は物足りない気がしました。
でも、もともと切り口が違う講座です。
比べちゃいかん、と自分に言い聞かせ、改めて聞いてみると、すぐに会社や雑談で使えそうな短いフレーズがいろいろ入っていて『意外といいかも!』と感じました。
場面設定はオンライン会議。
会議が始まる前のちょっとした話で、主人公が
It’s hard to see your face because you're backlit.
Would you mind shutting the blind or the curtain behind you?
→逆光で顔が見えにくいです。
後ろのブラインドかカーテンを閉めてもらえますか。
といってみたり、その他身近な会話が続々です。
『実践ビジネス英語』では、社会的なテーマを扱っていることが多かったので、こうした身近なやりとりに焦点をあてた『the 英会話』的なものはある意味、新鮮。
私のレベルではこうした基本的フレーズもちゃんとおさえておかなくちゃ、と改めて思った次第です。
そして深めの話は木&金でされます。
4月は『人生100年時代をどう生きる?』というテーマで、ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットンさんのインタビューです。
ちょうど、私はリンダ・グラットンさんの『ライフ・シフト~100年時代の人生戦略』を読みだしていたところなので、とってもタイムリー✨
興味深くインタビューを聴くことができました♡
*『ライフ・シフト』をぼちぼち読んでます♡
そんなこんなで、私の杉田ロスはしばらく続きそうですが、新講座『ラジオビジネス英語』もファンになりそうな予感がしています。
杉田ロスになりそう(or なっている)人は、ぜひ、季刊のこちら(↓)も聴いてみて下さい。少しは寂しさが埋め合わせられるかも・・・。