シングル&ワーキングママのぽんちゃん日記

50代・シングル母・公認心理師です。80代の両親、高校生の娘との3世代お出かけや、コツコツ投資の記録、読書日記などを綴っています♪

85歳の父が杖を持つようになって、見える景色が変わった

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今年に入ってから、同居している高齢の父の調子が急に悪くなってしまいました。

 

父は85歳です。

少し前までは、1日に1万歩くらい歩くこともあるほど元気だったのに、今では杖を使って歩くようになっています。

病院にも通っていますし、できることはやっているのですが、今のところ、これといった大きな改善はありません。

 

本人もショックだと思いますが、家族の私たちも、まだどこかでその変化を受け止めきれていない気がします。

でも、父が杖を持つようになってから、私の中でひとつ大きく変わったことがあります。

それは、街の見え方です。

今まで見えていなかった部分が見えるようになりました。

 

/こんな杖をネットで購入しました/

 

元気だった父の足腰が、急に弱ってしまいました

 

父はもともと、年齢のわりに元気で、よく歩き、友達付き合いも盛んな人でした。

「80代半ば」と聞くとびっくりされるくらい、しっかり歩いていたし、昔からのお友達と梅田や難波といった大阪の繁華街に昼食を食べに、しょっ中繰り出していました。

 

そんな父なので、今年に入ってから急に足腰が弱り、杖が必要になった時は、正直かなり驚きました。

ついこの前まで、普通にスタスタ歩いていた人が、急に腰が曲がって、ゆっくりと杖をついて歩くようになる。

そんな変化って、頭では

「高齢だからいろいろあるよね」

と思っていても、実際に目の前で起こると、なかなか受け止められないです。

 

いちばんショックだったのは父、本人だと思います。

でも、家族(母、高校生の娘、私)もやっぱりショックでした。

 

「そのうち戻るんじゃないかな」

「少ししたらまた前みたいに歩けるんじゃないかな」

最初はそんなふうに思っていました。

 

/杖は忘れやすそうなのでエアタグをつけてます/

 

 

病院に行っても、はっきりした原因は不明・・・

 

かかりつけの内科のお医者さんにも相談したし、整形外科にも行ってみました。

「もしや、高齢者にありがちな疲労骨折?」と思って、レントゲンも撮ってもらったのですが、骨折はなし。

 

結局、お医者さんから言われたのは

「年齢のせいでしょう」

「筋力が落ちたんでしょうね」

というようなことでした。

 

父自身は、去年の12月中旬にかかったインフルエンザが原因だと思っています。

娘から家族にうつって、父も感染して4日ほど寝込んだんです。

ただ、インフルエンザが治ってからしばらくは普通に過ごしていたので、私は正直、それが直接の原因というより、寝込んだことで筋力が落ちたとか、もともとの加齢の変化が重なったのかな・・・と思っています。

 

でも、父の中では「あれがきっかけだった」という思いが強いみたいです。

原因がはっきりしないというのも、なんとも言えない気持ちになりますね。

もし原因がわかれば、対処の仕方も少し見えそうなのに、そうではない。

 

お医者さんから「年齢ですね」と言われると、納得するしかないのかなと思いつつ、やっぱり複雑です💧

 

 

リハビリや運動も試しているけれど、劇的には変わらずです

 

最初は家族みんな

「リハビリしたらよくなるかも」

「少し体を動かしたら戻るかも」

と思っていました。

 

整形外科で勧められたリハビリ的なこともやっているし、スポーツクラブにも入って、無理のない範囲でゆるく筋トレもしてみました。

でも、今のところ、目に見えて「すごくよくなった!」という感じではありません。

 

父の年齢になれば、急激に改善するというより、現状維持できるだけでも大事なのかもしれません。

 

頭ではそう思うんです。

 

でもやっぱり、もともと元気だった父を知っているので

「また前みたいに歩けたらいいのに」

と思わずにはいられません。

 

期待しすぎてもいけない、でも希望は持ちたい。

そんな気持ちの間を、行ったり来たりしています。

 

 

 

父が杖を持つようになって、街の見え方が変わった

 

父が杖を持つようになってから、私の中でいちばん大きかった変化はこれです。

街の見え方が、まるで変わりました。

 

私は大阪の梅田が通勤ルートなのですが、父が杖を持つようになるまで、正直あまり気にしていませんでした。

でも今、改めて周りを見てみると、高齢の方や、杖をついて歩いている方って、本当に多いんですよね。

通勤時間帯の混んでいる梅田でも、高齢じゃない人も含めて杖を持って歩いている方をよく見かけます。

 

今までの私は、見えていなかったんだなあ

と、つくづく思いました。

元からそこにいたのに、目に入っていなかった。

自分に関係ないこととして通り過ぎていたんだと思います。

 

父が杖を持つようになって初めて、こんなにもたくさんの人が、移動するだけで大変な思いをしているんだと気づきました。

 

整形外科で勧められて2本杖もネットで購入!

 

今、父は1本杖と2本杖の二刀流です😅

 

段差も階段もエスカレーターも、思った以上に大変です

 

いったん気づくと、街の中って本当に歩きにくい場所が多いです。

ちょっとした段差。 つまずきそうな道。

階段。、狭い通路。

 

今までなら何とも思わず通っていた場所が、「これは杖をついていたら大変だな」と思う場所だらけでした。

 

特にエスカレーターは、見ていてちょっと怖いです。

降りたあと、後ろがつまらないように、さっと前に進まないといけませんよね。

でも、杖を持っていたり、高齢で動きがゆっくりだったりすると、その「さっと前へ」が難しいです。

しかも、エスカレーターって思っている以上に速い。

 

今の父にはかなり厳しく感じます。

駅では、なるべくエスカレーターではなく、エレベーターを使った方がいいよと父には伝えています。

でも、そのエレベーターが少なかったり、遠かったり、わかりにくかったりするんですよね💧

必要な人にとって使いやすいかというと、まだまだだなあと感じます。

 

 

ベビーカーの時にも感じていたのに忘れていた

 

父のことがあって、ふと思い出したことがあります。

昔、子どもが乳幼児でベビーカーを押していた時にも、同じことを感じていたんですよね。

 

段差が多いなあ、とか

エレベーターが少ないなあ、とか

通りにくいなあ、とか

 

その時は強〜く、「もっとみんなが移動しやすい街になってほしい」と思っていました。

でも、ベビーカーを使わなくなると、その感覚を少しずつ忘れてしまっていたんです。

 

まさに、喉元過ぎれば熱さを忘れる、ってやつですね💧

一度、経験していも、自分が当事者でなくなると、見えなくなっていました。

不便さも、大変さも、そこにちゃんとあるのに・・・。

今回、父のことで、私はそのことを改めて思い知らされました。

 

 

杖の人にやさしい街は、結局みんなにやさしい

 

父が杖を持つようになってから、今まで以上に、ユニバーサルデザインの街づくりを進めてほしいなと思うようになりました。

 

車椅子の人にも

杖を持っている人にも

歩くのが大変な人にも

ベビーカーを押している人にも

 

そういう人たちにやさしい街って、結局、自分も含めたみんなにやさしい街なんですよね。

ベビーカーや車椅子、杖を持った人が通りやすい道は、私にとっても通りやすい道です。

特別な誰かのためだけのものではなくて、みんなにとって暮らしやすい社会の土台なんだと思います。

 

こういうところに、もっと税金を使ってほしいなあと本当に思います。

派手ではないかもしれないけれど、毎日の暮らしやすさって、こういうところで大きく変わる気がします。

 

 

おわりに

 

父の足腰が急に弱ってしまったことは、すごくショックだし心配です。

できることなら、少しでも早く足腰を以前の状態に近づけ、元気を取り戻してほしいです。

今も、気持ちの整理がついているわけではなく、 期待したい気持ちもあるし、そろそろ現実を受け止めないといけないのかな、という気持ちもあります。

 

でもその一方で、父に変化があったからこそ、今まで私が見えていなかったものが見えるようになったのも事実です。

 

高齢になること

歩きにくくなること

移動が大変になること

 

それは決して、誰か特別な人だけの話ではなくて、誰でもそうなっていくんですよね。

だからこそ、今より少しでも、みんなが安心して移動できる街になってほしい。

最近、そう思います。

 

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