2月に入って、神戸新聞のネットニュースで、『高すぎる。1円500枚両替に手数料400円』という文字が目に入りました。
内容を読んでみると、三井住友銀行の両替手数料値上げのニュースでした。
内容は、これまで三井住友銀行は、500枚の両替まで手数料無料だったのが、この2月1日から『お客様の利便性向上に向けたキャッシュレス化への取り組み』ということで、無料枠が10枚まで(同行のキャッシュカードを使った場合)となり、11枚からは両替機専用カードを使っても手数料が400円かかることになった。
そのため、大量にお釣りの小銭がいる商店街の商店主たちが悲鳴をあげている、というものです。
釣銭用に1円玉を500枚用意しようと思ったら、900円かかるんですものね。
そりゃ高い。高すぎます💧
三井住友銀行の円貨両替(円→円の両替)については、わたしもPTAのイベントで釣銭が大量に必要だったときにお世話になり、その際の様子を記事にも書きました。
これがその記事です。
ちょこちょこ検索でみていただいている記事なので、三井住友銀行の手数料変更に関する追記を、できる範囲で急いで書きました。
でも・・・三井とゆうちょ銀行推しの記事だったのですが、三井に関しては今回の手数料値上げで、他のメガバンクに対するアドバンテージがなくなってしまい、『なんだかな~』という中途半端な追記に終わっています(^^;)
神戸新聞の記事では
「これを機に、キャッシュレス決済の導入を検討していただければ」と三井住友の担当者。だが、(商店主の)佐藤さんは「客は高齢者中心で、ほとんどが現金だから」と二の足を踏む。(同じく商店主の)花崎さんも「キャッシュレス決済での手数料も痛い。導入しても客が利用するかは分からず、今更できない」と話す。
とありました。
商店街のお客も現金がメインでしょうが、PTAのイベントのお客も幼児や児童なので、現金がメインなんですよね🤔
子供のお小遣いを、電子マネーなどで渡すのが一般的になり、子供(小・中学生)もキャッシュレスになったら、釣り銭いらずに変わってくるんでしょうがね。
もうちょっと時間がかかりそうですよね。
今年度でわたしのPTAのお役は終わりです。
そして、この1年はコロナで祭りや文化祭的なイベントは一切なかったので、最近、釣銭問題で悩むことはなかったのですが、今後、地域の子供や高齢者が沢山参加するイベントをもし仮に復活させるんだったら、感染対策とともに、釣銭問題が重くのしかかりそうです。
地域のイベントなんて、地元の出店団体は、もともと採算度外視でマイナスさえ出なければいいか、という計算で動いているところが多いです。
お典型的な薄利多売なので、ちょっとした手数料の増加でも、いろいろ運営にひびくんですよね。
イベントで年に何度かするだけのわたしでも、こんなに気になるんですから、生活の糧として商店を運営してらっしゃる方はたまったものではないと思います。
以前銀行の人に、『硬貨は輸送にかなり手間と労力がかかるので大変』ということを伺いました。
キャッシュレス化というのは、そうした不便さを解消するのにはいいんでしょうが、キャッシュレスに乗り切れない、乗り遅れた層にはとっても大変です。
私自身はそこそこキャッシュレス化が進んでいますが、70代の私の親なんて、クレジットカードは使っても、電子マネーはなかなかですもん😅
キャッシュレスといい、コロナ後の生活といい、本当にいろいろなことが変化していて、大変ですわ(-"-)
すべての変化についていくのは無理かもしれませんが、なんとか、主だったところ、生活に密接に関係するところだけでも、ついていきたいものです。
子供を鍛えて教えてもらうほうが早いかな?
今回は、愚痴のような感じになってしまいましたが、最後までおよみいただき、ありがとうございました!