シングル&ワーキングママのぽんちゃん日記

『楽しい生活』が信条♡公認心理師でシングルママの情報発信ブログです。起立性調節障害の娘との生活、お金の話など生活に密着した話題をお届け♡

【世界的難関】ミネルバ大学はキャンパスなし!4年間で世界の7都市を巡り寮生活をする ♪

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2014年に開校した歴史の浅いミネルバ大学

ハーバード大学などを蹴って入学する人もいるそうです。

 

ミネルバ大学は全授業をオンラインで行いキャンパスを持たず、学部の4年間で世界の7都市を移動しながら全寮制で学ぶという、かなりユニークなスタイルです。

 

ミネルバ大学創立者であるベン・ネルソン(Ben Nelson)さんのインタビューが、私がいつも聴いているNHKラジオの『ビジネス英語』講座で8月に登場!

 

とっても興味深いインタビューだったので、インタビューの内容を交えつつ、ミネルバ大学について調べたことをご紹介します!

 

キャンパスがなくオンライン授業というと、『胡散臭い?』とちょっと警戒しますが、これまでの大学教育の常識を覆す、いい意味で破壊的なスゴイところですよ!

これからの変わりゆく教育に興味のある方は、是非、ご覧ください♬

 

ミネルバ大学の公式ホームページです ↓

Minerva University | Minerva University

 

 

*楽しそうな学生さんたち ↓

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

 

日本人が知らない超難関ミネルバ大学

 

わたしがミネルバ大学の存在を知ったのは、よく読ませていただくモッピーさんのブログです。

shimausj.hatenablog.com

 

この記事を拝見したときは、ただひたすら『え~、こんな斬新な大学あるんだ!』とびっくり(*_*)

日本では、ミネルバ大学、知っている人は知っているでしょうが、知らない方も多いと思います。

 

それから気にはなっていたんですが、あまり日本では報道で目に入らないし、娘もまだ中1だしで、深く知る機会はありませんでした。

 

ところがこの8月にラジオの英語講座で、ミネルバ大学創立者、ベン・ネルソンさんのインタビューがあり、その内容がとってもとっても興味深かったんです。

 

*ラジオビジネス英語のテキストです♪

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世界中から集まったクラスメイトと、4年間にわたり世界の大都市7か所を巡り、全寮制で生活しながら、100%アクティブ・ラーニングを楽しむというのは、聞いているだけでワクワクします♬

 

ということで、合格率1~2%といわれるミネルバ大学について、インタビュー内容を引用しつつ、ご紹介です!

 

 

斬新な教育方法を大展開

 

授業はすべてオンライン

 

特徴として1番目にあげられるのが、授業はすべてオンラインということ。

コロナの前からですよ~。

 

オンライン授業では、教員の一方的な講義ではなく、学生同士のディスカッションを中心に進められる、アクティブ・ラーニング方式。

 

授業はすべて録画されているため、何度でも見返すことが可能で、音声が自動筆記で即時にテキスト化されるので、教員からのフィードバックも早く確実で、効率がいいんです。

 

オンラインというと授業の質が落ちるのではないかと心配になるのですが、ベン・ネルソンさんによると

they realized that delivering their class in an online modality doesn't make them particularly worse.  And in fact, the classes that were bad online were actually bad offline.

(オンライン形式で授業を行っても、授業の質が落ちるわけはないことに気づきました。実際、オンラインで質の低い授業は、実はオフラインでも質が低かったのです。)

(引用:NHK『ラジオビジネス英語』8月テキスト)

 

そう、先生の講義をつまらなくするフィルターはZOOMにはついてないのです (^^)/

 

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

授業は少人数制

 

そんなアクティブ・ラーニングなので、授業は1クラス19人までと小規模。

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

私の行っていた大学なんて、特に学部の1~2年生は、大教室での100人くらいいる授業もけっこうあったな~。

 

そうした少人数のクラスで、成績は毎回の講義ごとに5段階で評価されるそう。

その時点での自分の理解度が良く分かりますよね。

 

学期末の試験、みたいな試験はありません。

 

なぜなら、『実社会ではテストというものに遭遇しないから』(by Ben Nelson)

実社会では常に評価されていることを踏まえ、大学でもそうしているとのことです。

 

やっぱり斬新やね(^^)

 

 

キャンパスがない

 

ミネルバ大学の創立の背景にあったのが、ネルソンさんのアメリカのエリート大学に対する批判でした。

特に、とても高い学費。

 

日本からアイビーリーグに学部で留学となると、生活費も入れると年間500万円とか1000万円とかいわれてますもんね(--;)

 

アメリカのエリート大学では、学費が高すぎて、出身階層が限られており、留学生も(大学院は比較的多いけど)学部はさほど多くありません。

 

大学の学費の高さの主要な要因は、そのキャンパスの設備の充実ぶりにあります。

立派な教室や体育館をはじめとするスポーツ施設、広大な敷地を維持しようとすると、莫大な運営費用がかかり、それが学費に反映してしまいます。

 

ミネルバ大学では、キャンパスを持たないことで学費を低く抑えることができているんです。

 

 

4年間で世界の7都市を移動しつつ寮生活

 

キャンパスは持たないのですが、全寮制なので寮はあります。

しかも世界7都市に。

 

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

寮の部屋は都市の中心部にあり(↓)、豪華ではないけど、学生さんには十分でしょう!

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

1年目:サンフランシスコ(米国)

2年目:ソウル(韓国)&ハイデラバード(インド)

3年目:ベルリン(ドイツ)&ブエノスアイレス(アルゼンチン)

4年目:ロンドン(英国)&台北(台湾)

 

にみんなで移動して学びます。

 

個人的には、アジア圏で韓国や台湾が入っているのに、日本の都市が入っていないがショックでした(--;)

デジタル化が進んでないから?

東京や大阪は、魅力のない都市なの?

 

いずれにしろ、米国の大学は広大で美しいキャンパスと引きかえに、コロンビア大学やNYUなど一部の大学を除いて、比較的郊外、ずばり田舎にある場合が多いです。

その点、都市の中心部に寮があると、スポーツジムもカフェも街中に、質が良くて値段も手ごろなのが沢山あるので、いいですよね♬

 

 

米国の一流大学より学費が安い!

 

ミネルバ大学の学費は、米国の一流大学の学費の3分の1から4分の1です。

 

2021~2022年の学費をみると

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

学部の授業料が14,450ドル

寮費等が11,500ドル

 

などとなっており、合計27,950ドル。

1ドル100円換算だと、日本円で約280万円くらいでしょうか。

 

あと、ミネルバに支払うお金ではない食費、テキスト代、移動代などで5千ドルくらいかかる見積もりになっています。

 

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画像引用元:ミネルバ大学・公式ホームページ

 

安いといっても、うちのようなシングルママ家庭にはとっても高い金額ではあります。

 

しかし、低額のローンや奨学金もあるようなので、いろいろ工夫次第で経済的負担は軽くできそうです ↓

Minerva Tuition and Financial Aid | Minerva University

 

そちらに期待!

 

 

入試はSATなどを考慮しない

 

学生を選ぶ基準もユニークです。

 

3つの選考ポイントがあり

 

1. Who You Are

2. How You Think

3. What You Have Achieved

 

という観点からみるのだとか。

 

『Part 2 How You Think』については、SATやACTなどの一般的なテストスコアはみないと書かれています。

知識の多寡ではなく、思考力や創造力、つまり『あなたの考えを』ということなんでしょうね。

 

一般に、SAT(米国の大学進学適正テスト)などの試験は、予備校に行ったり、何回も受験したり(何回も受験できる)することで、点数が飛躍的に伸びるので、経済的格差が反映されやすいと言われています。

そうした点を考慮してのことかもしれませんね。

 

『Part3 What You Have Achieved』では、高校の成績が良いこと、高校のクラス外で成し遂げた何か、が必要ということが書いてあります。

 

高校の成績がよくて、ボランティアなどの課外活動の実績もあって、というのは、他の一流大学でも審査のとても重要な部分になるのは同じです。

 

しかし、ネルソンさんのインタビューを聴いていると、単にお利口な子が欲しいとかいうのではないんですよね。

 

創立者のネルソンさんは、高校がよい教育を提供していると信じているわけではなく、むしろほとんどの高校の質はあまりよくないと思っている。

 

But life is full of challenges that are boring.  Life is full of things that society requires of you, and you need to do them.  We need to find students that are willing to put in the hard work, even when they don't see immediate benefit.

(しかし、人生は退屈な挑戦に満ちています。人生は社会から求められることで満ちていて、それをしなければなりません。すぐには成果を得られなくても、努力を惜しまない学生を見つける必要があるのです。)

(引用:NHK『ラジオビジネス英語』8月テキスト)

 

ああ、この言葉を高校時代の私に聞かせたかったです。

 

そうした努力を惜しまず、一定の成果を出せ、認知能力が高く、純粋な勉強以外で時間とエネルギーを費やして形に残るような印象的なことをしてきた学生さんが、世界樹から集まる2万5千人を超える応募の中から、選ばれることになるんです。

 

 

日本人も学んでいるよ

 

ミネルバ大学には、4学年で約600人の学部学生が在籍しています。

学生のうち、アメリカ人は約15パーセントしかいません。

学生の85パーセントは、アメリカ以外の70か国からの学生です。

 

そして、数は少ないながらも、日本国籍の人もいらっしゃいます。

 

こちらはすでに卒業された方。素敵♡

toyokeizai.net

 

そして、こちらは少し前の記事ですが入学される方。

style.nikkei.com

 

ご本人たちもすごいけど、きっと保護者も、日本人があまり知らない新しい大学に送り出すわけなので、すごいですよね♪

 

 

おわりに

 

学びの形って、本当に変わっていっているんだな~と思います。

 

特にコロナでオンライン授業ばかりなのに、超高い授業を支払って、立派な大学施設を維持していることの無駄っぷりが垣間見えたように思います。

 

大学には研究機関としての側面もあり、理系の実験室などは必要でしょうが、リベラル・アーツや文理分かれる前の教養課程的なところなど、『教室いらないよね~』と思いました。

 

わたしが米国の大学院に留学していた20年ほど前は、充実した図書館の存在もキャンパスの大きな魅力の1つでしたが、今は、文献でもたいがいのものはウェブで閲覧できるでしょうし、本当にキャンパスのあり方、大学教育のあり方って、これからすごく変わっていくんだろうな。

 

目指すところは、どこの大学でも教養、体系的な思考、批判的に考える能力、クリエイディブに問題解決する能力を身につける、といったところでしょうが、それをどうやって実現するか。

 

ミネルバ大学の今後に要注目です♬

 

*英語のオンライン学習は、特にお子さんにはKiminiがおススメです♡

www.ponchan.blue

 

 

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ミネルバ大学創立者ベン・ネルソンさんのインタビューが掲載されています。