みなさん、こんにちは。
ワーキングママのぽんちゃんです!
9月なのに、関西は真夏のような暑さで、ぐったりです。
今回は、所用で新大阪から四国方面に新幹線専用ICカードを使って行ってきたので、その使い方をご紹介します!
出張で新幹線を頻繁に使われている方などは、「今さら~」感がおありでしょうが、昨年、私が初めてEX-ICカードを使ったとき、白っぽいそっけない「EX-IC」と書かれたカードをみて、「本当にこれで新幹線に乗れるの~」とかなりビクビクしながら乗りました。
世の中には、まだまだそういう人も多いであろう!と勝手に考え、今回、写真つきで使い方をご紹介します♡
- はじめに・EX-ICカードってなに?
- 年会費1000円を払ってもEX予約はお得!?
- 新大阪から新幹線に乗ってみよう!
- 岡山から在来線に乗り換える
- そして、帰り道。予約変更が簡単なので、復路はとってもストレスフリー
- しかし、最後に大きな落とし穴が!
- おわりに
これが、新幹線専用のMy「EX-IC」カードです!
はじめに・EX-ICカードってなに?
CMでもさんざんやっていますが、新幹線のチケットレスサービスの復習を最初にちょっとしておきましょう。
紙(磁気?)のきっぷなしのチケットレスで新幹線に乗車できるサービスとして、JR東海とJR西日本では、
・スマートEX
・エクスプレス予約(EX予約)
という2種類のサービスを提供しています。
上の写真のEX-ICカードは、エクスプレス予約の方でもらえる新幹線専用のICカードです。
スマートEXの方は、特別なカードはなく、事前に登録した交通系ICカード(イコカとかスイカとかピタパとか)をつかって、新幹線にチケットレス乗車します。
両方とも、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)専用のサービスです。
年会費1000円を払ってもEX予約はお得!?
2つのサービスは両方ともチケットレスで新幹線に乗れるサービスですが、大きな違いがあります。
・スマートEXは年会費が無料
・エクスプレス予約は年会費1000円
+専用のJR系のクレジットカードを作らなければならない。
でも、1年に1回以上、新幹線で往復する人なら、ぜ~ったいに1000円払ってでもエクスプレス予約の方がお得なんです!
東京⇔新大阪間ののぞみの普通車指定席で料金を比較すると・・・
・スマートEX ¥14,250(▲200(普通指定席と比較))
・エクスプレス予約 ¥13,370(▲1,080)
エクスプレス予約は、普通車自由席(¥13,620)よりも安いんです。
しかも、お盆や年末年始も含めて1年中、このお値段!
さらに、EX早特21というのがあって、21日前までに、乗車駅を朝6時台、昼11時~15時台に出発する直通の「のぞみ」普通車指定席を予約すると、新大阪―東京間がなんと、¥11,000(▲3,450)♡
だから、年会費1000円払っても、片道乗ればもとがとれちゃいます♡
新大阪から新幹線に乗ってみよう!
今回は、地下鉄で新大阪まで行ったので、JRの乗車は新大阪からでした。
新幹線専用の改札の「IC」のところに、EX-ICカードをピッ!
とすると、改札のゲートの反対側の口から、
座席が記載された紙のチケットがピロッと出てきます。
あとは、遅れずに新幹線に乗るだけ!ですね。
一番最初に私がEX-ICカードで乗車した時、この座席カード(?)が改札の機械から出てくると知らなくて、スルーしてしまい、駅員さんに、
「お客さま~、お忘れです~」と追っかけられてしまいました。
JRの在来線から構内の改札を通って新幹線乗り場に行くときは、改札で先ほどの「IC]と書かれたところに、EXのカードとそこまで乗ってきた交通系のICカードを2枚重ねてピッ!です。
こんな感じで2枚重ねていきましょう!
岡山から在来線に乗り換える
降車駅で在来線に乗り換える場合、降りた駅で使える交通系ICカードを持っていたら、それをEXカードと重ねてピッ!で、在来線にそのまま行けます。
しかし、私はPitapa(とSuica)しか持っておらず、ピタパは岡山では使えないので、2枚重ねてピッ!はできません。
そうした場合は、普通の紙切符(の乗車券)を使います!
私は、いったん外の改札に出るのが面倒そうだったので、事前に新幹線降車駅の岡山から最終目的地(今回は四国の丸亀)までの乗車券を大阪で購入していました。
まず、①に紙(磁気)の乗車券を入れたあと、②にEX-ICカードをピッ!
で通過できます。
これで、最終目的地まで、普通の紙の切符を使って行けます♡
そして、帰り道。予約変更が簡単なので、復路はとってもストレスフリー
私が、強力にチケットレス乗車をおすすめするのは、なんといっても復路がとてもラク&便利だからです!
出張でもファミリー旅行でも、朝は自宅を出て、そのままススッと最短時間で目的地まで行くことが多いと思います。
なので、在来線が大きく遅れるなどのアクシデントがなければ、そんなに予約変更が必要になることはないでしょう。
しかし、復路は違います!
子どもがディズニーランドに張り付いて動かない、出張先で知人と会い、ちょっとお食事でも・・・という話になった。
あるいは、会議が長引いた。
もともと、余裕をもって絶対に乗り遅れないであろう時間の新幹線を予約していた(けど、だいぶ前に用事が片付いてしまった)。
などなど。
「予約変更が簡単にその場でできたら、1時間早く、おうちに帰れるのに~。」という局面は多々生じるでしょう。
そうしたときに、紙のチケットだと、ついみどりの窓口に行くのが面倒で、中途半端な30分や1時間を東京駅などで過ごしてしまいます。
ああ、この時間分、早く自宅に帰れることができてたら、洗濯物をたたんで、ルンバのスイッチを入れて、食洗機に食器を入れて・・・いろんなことができたのに!と思ったことは数知れず。
ここで、EX予約だと、違うんです!!
もともとスマホでアプリを使って予約をするので、そのままスマホで瞬時に予約変更できるんです。
アプリから予約一覧を開き、変更したいチケットのところをポチッとして、
「変更」をポチッ!とすると、こんな画面が出てくるので、あとは、その場で早くするなり遅くするなりして、乗りたい新幹線を改めて予約します。
これで、あたなも「ああ、この時間に〇〇ができたのに!」とか、「久しぶりに会えた〇〇ともっと話をしたかったのに!」といったストレスから解き放たれます♡
スマホで予約変更した直後に、何も操作していないICカードをピッ!とすると、なんで、改札機の向こう側から新しく予約した時間&座席の紙のチケットが出て来るのか、まったくわかりませんが、とにかく、スマホで変更して、ICカードをピッ!とすると、乗りたい新幹線の座席が書かれたチケットが出てくるんです。
技術ってすごい♡
*丸亀から岡山まで乗った特急列車の内部の写真です。
*天井にあんぱんまんやドキンちゃん、食パンマンが飛び交ってました。
しかし、最後に大きな落とし穴が!
今回も、行った先で知り合いと会って、一緒に大阪まで戻ってくることになり、サクサクッと、新幹線の便をスマホで変更しました。
あ~やっぱり、EX予約はいいな。
年間1000円分の価値はあるよね。
と思っていたところ、思わぬ落とし穴が!
ルートは往路の反対をたどるだけで、
丸亀ー(在来線)-岡山ー(新幹線)-新大阪 です。
往路は「新大阪→岡山」まで、乗車券+特急券の一体型でチケットを買い、それに岡山→丸亀(四国)までの乗車券を継ぎ足して買っていました。
しかし、帰り道は、知り合いと一緒になるかも~。
とあらかじめうっすら思っていたので、融通がききやすいようにと思い、丸亀→大阪市内の乗車券を買い、それに乗せる形で、EX予約で「岡山→新大阪の新幹線特急券」を予約していました。
これでも当然、紙のチケットを改札機に入れた後、ICをピッ!で乗れると思ったのですが・・・ダメだったんです(涙)!
ICピッ!でいけるのは、乗車券と特急券が一体になったときだけで、特急券の場合は、ICカードを使って、窓口や券売機で紙のチケットを発券しなくちゃダメでした(^^;)。
よくよくスマホの画面をみると、
うん、確かに書いてありますね。
「きっぷをお受け取りください」って。
勉強になりました。。。
*瀬戸大橋を電車が通過しているときに写した写真です。ナナメに横切っているのは橋の鉄部分です。崖の上のポニョが出てきそうだ~。
おわりに
結局、岡山では特急券を発券してもらう時間がなくて、
「お客様、時間がないので、新大阪で処理をお願いします!」
と駅員さんに急き立てられ、新幹線に滑り込んで、新大阪まで帰って来ました。
新大阪で、新幹線→在来線につながるところの改札の駅員さんに事情を説明すると、ICカードを何かにかざし、
「じゃあ、特急券は乗ったってことで、使用済みにしちゃっていいですか~」
といいつつ、iPadのようなタブレットで、 ピピッ!と何かを操作され、
「これでOKで~す」
とゆる~く在来線に送り出されました。
新大阪―岡山ー在来線という、かなり限定した乗り方のご紹介でしたが、東京⇔博多間であれば、ご紹介したやり方で乗れるはずです♡
私は、今日ご紹介した、JR東海とJR西日本が共同で行っているチケットサービスしか知りませんが、きっと、東北新幹線や、北陸新幹線、九州や北海道の新幹線でも同じようなことをやっているんでしょうね♡
ご存知の方がいたら、また、教えてください。
その他、コメントお待ちしています!
今回も、最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
Have a nice day!