今週のお題「叫びたい!」
世間ではお姫様の結婚相手が受験したニューヨーク州司法試験の結果で、騒がしいですが、同じころ、日本ではもう一つ、試験の合格発表があったんですよ。
それは、第4回公認心理師試験。
今年の公認心理師試験の結果が10月29日に発表されました~!
私は超合格率が高かった第1回の試験を受けて合格し、最近は周りの知人でも受ける人が少なくなっていたので、あまり試験動向を気にしていなかったのですが、結果をみて心の中で叫んだことがあったんです。
『ああっ!合格基準点が上がっている!』
合格基準点(合格最低点)が、これまでより5点上がって、138点から143点になっていたんです。
5点くらいでなに? それがどうした?
と思われるかは、続きをどうぞ♪
第1回から第4回までの受験概況は?
2021年10月29日に発表があった第4回公認心理師試験は
受験者数 21,055人
合格者数 12,329人
合格率 58.6%
でした。
第1回から第4回までの合格率などを表にまとめると
合格率 | 合格者数 | 合格基準点 | |
---|---|---|---|
第1回 | 79.6% | 27,876 | 138点 |
(12/16実施) | 64.5% | 698 | 138点 |
第2回 | 46.4% | 7,864 | 138点 |
第3回 | 53.4% | 7,282 | 138点 |
第4回 | 58.6% | 12,329 | 143点 |
こんな感じです。
12月16日分というのは、第1回目の本試験のときに北海道で大きな地震があり、北海道の試験会場での試験が中止になったので、その分の追試(といっていいのか?)です。
これまで4回の試験の合格率については、私が合格した1回目が超高くてラッキー♡ だったのですが、第2回目がガクッと落ちて、その後、50%に持ち直しています。
第4回の58%は、なんとんく55%くらいと思っていたので、『合格率、思ったより高くてよかったね♡』なんですが・・・
合格基準点を上げたんだ
今回、合格基準点が5点も上がっているんです。
第1回から第3回までの合格基準点(合格最低点)は、230満点中の60%である138点でした。
試験を実施している機関のアナウンスでは、確かに
合格基準は、総得点の 60%程度以上を基準とし、問題の難易度で補正すると
いう考え方を基に決定することとしている。
となっていたんですが、これまで鉄壁不動の138点だったので、なんとな~く、138点とれれば合格かな、と思ってたんですよね。
ところが今回、まさかの合格最低点143点だったんですよ~。
確かに、今年受けた知人の話だと、『一部、けっこう簡単な問題があった』とのことだったんですが、その分、難しい問題もあったようですし。
まあ、試験の要綱のどこにも最低点は満点の60%=138点とは書いていないので、文句はつけようがないのですが、140点前後の得点はボリュームゾーンだと思うので、138点以上、143点未満で泣いている人は多いんじゃないかと思います(--;)
私の知人で今回が2回目の受験になる人がいるのですが
『今回も点数、きわどいわ~』
と自己採点して言っていたので、どうなったか心配です(--;)
自分からはとても聞けな~い。
いい報告、ききたいな。
G(現任者)ルートの受験は来年まで
公認心理師はできたばかりの資格(国家資格よ♬)です。
原則的な受験資格は学部や大学院でのコースなど、いろいろ厳しいんですが、今は資格ができたばかりの時期ということで、5年間だけ現在、心理職として働いている現任者であると認められれば、講習を受けて受験できるようになっています。
(いわゆるGルートの受験資格ね)
この現任者として(試験機関に)認められるかかどうかというところも、いろいろ疑義があるところではあるのですが、とにかく今は、大学で心理系の学部でなくても、大学院に行っていなくても、現任者と認められれば受験資格はあります。
しかし、その措置も来年までで終了です。
私が受験した1回目も、つい最近のことのように感じますが、月日の経つのは早いですよね。もう4年たったのか。
Gルートは来年で最後。
今回、最低合格点を上げてきたことで、来年の受験者は不安も多々あるでしょうが、問題のパターンも難易度も安定してきたようだし、しっかり対策を立てて、王道の勉強をして、確実に合格してください♬
Gルートで来年受験される方、幸運を祈ってます!
♪ 2回目の合格率急低下に衝撃を受けて書いた記事です ♪
♪ 何をするにも先立つものはお金よね ♪
♪ ブログを始めたころに書いた記事です。なつかしい ♪
G(現任者)ルートでの受験は来年まで