頑固なカビや茶渋も、らく~に除去してピカピカになると噂の『過炭酸ナトリウム』。
これまで使ったことがなかったのですが、100均のダイソーで小さめの袋に入って売られているのを発見したので、初めて使ってみました!
使ったのは、前から気になっていた洗濯機の洗濯槽。
ついつい面倒で、前にカビ取りをしてから、だいぶ日にちがたっていました。
梅雨も終わることだし、思い切って掃除しちゃおう!
掃除してみた感想から書くと、つけ置きでほったらかしなのに、劇落ちでびっくりでした!
多少の反省点もあるので、それも含めてご紹介します。
過炭酸ナトリウムってご存じですか?
わたしは、最近まで知りませんでした。
ダイソーにも昔から置いてあったのだと思いますが、過炭酸ナトリウムの横に置いてある『重曹』に気をとられて、気が付きませんでした。
過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤で、炭酸ナトリウムと過酸化水素が2:3のモル比で混合された付加化合物です。(モル比ってなんだっけ(笑))
過炭酸ナトリムは、水に溶けると炭酸ソーダと水、酸素に分解される安心素材です。
なので、赤ちゃんの肌着やふきんなどの漂白・除菌・消臭に使え、さらに、衣類のしみ抜き、茶渋とり、排水口や排水パイプの洗浄、洗濯槽のカビとりなど、使い方はかなり幅広いです。
使用できるもの
★白物・色柄ものの繊維製品(木綿、麻、化学繊維)
★プラスチック製品
★陶器
★ガラス製品
★木、竹製品
使用できないもの
★毛・絹とこれらの混紡品
★水洗いできないもの
★水や洗濯用洗剤で色が出るもの
★含金属染料で染めたもの
★金属製の容器
★ボタン、バックル
★漆器
★鉄分の多い水
★白布をあてて、もんだ際に色が移るもの
また、商品説明によると、『ドラム式洗濯機』の洗濯槽の掃除に使うに際しては、一部不具合がおこる場合があるので『使用しないでください』とのことです。
いざ準備♡
洗濯槽の掃除(カビとり)に必要なものは
★過酸化ナトリウム
★ぬるま湯(洗濯槽一杯分)
★ごみとりネット(汚れが浮いてきたときに、すくいとる)
です。
ダイソーの過炭酸ナトリウムは1袋160gで、洗濯槽を掃除する場合、1袋全部を使うように説明書きに書かれています。
カップや水筒の茶渋とりだと、使うのは少量でいいので、1回では使い切りませんが、ダイソーの商品は上にファスナーがついてるので、ファスナーをしめて保管OKです。
今回は洗濯槽の掃除なので1袋は使うのですが、一般的な説明をみると、10リットルに100gと記載のあるものもあり、洗濯槽が大きめなので、思い切って2パック買い、320g投入しました。
つけ置いている間に、きっちゃないゴミが浮いてくるので、それをすくい取る必要があるのですが、それ用のネットもダイソーで購入しました。
お風呂用のゴミとリネットで、裏側にゴムと玉が付いており
玉をひっぱってハジくと、一発でネットにべったりくっついたゴミが落ちる仕組みになっているので、超おすすめです♡
実践・洗濯槽掃除(手順など)
【1】洗濯槽に40℃~50℃のお湯をいっぱいに入れます。
【2】過炭酸ナトリウムをザバッと投入(目安は10Lで100gくらい)。
白濁した感じになります。
そして、炭酸の泡がプクプク出てきます。
【3】洗濯機を1~2分回転させて過炭酸ナトリウムをとかします。
【4】1~2時間待ちます。その間、ゴミやカビなどが浮いてきたら、適宜、ネットですくいます。
上の写真は、だいぶゴミをすくいとった後なのですが、それでも、お見苦しい画像だったので、ゴミをハートで隠しました(^^;)
ワカメのような形状の、濃い茶色のゴミ(カビと思います😢)が、たくさん浮いてきました。
【5】『もういいかな』『全部、汚いものは剥がれたかな』と思ったら、再び、洗濯機を少し回し、底に沈んでいて浮いてきたゴミをすくい取ります。
『洗濯機を少し回す→ゴミをすくう→洗濯機を少し回す→ゴミをすくう』
を何回か繰り返します。わたしは10回くらい、繰り返しました(^^;)
【6】洗う→すすぐ→脱水 で、水を入れ替えます(2回くらい入れ替える)。
ここでまた、ちょっと洗濯機を回しながら、粘り強くゴミをすくい取ります。
ビフォーアフターは、こんな感じです!
洗浄前 洗浄後


写真の撮り方が全くダメで、違いがよくお分かりにならないと思いますが、洗浄後は特に側面がピカッとなっていました!
反省点など
今回、つけ置き洗いの、ずぼら家事なので『楽勝!』と思い、平日、会社から帰った後、夜の8時頃につけ置きをスタートしました。
しかし、思ったより、ゴミをすくい取る作業が大変で
『洗濯機を回すと、大きなゴミがフワーと浮いてくる→ゴミをすくい取る』
を10回以上も繰り返すことになりました。
それだけ、お掃除をさぼっていたということではあるんですが、いや~ゴミが出るわ出るわで、感動的なほど。
でも、夜中にその作業をやると、かなり疲れました。
ライトをつけても、昼間より小さいゴミは見えにくいですし、じっくり見てすくう作業でヘトヘトに。
やっぱり、余裕のある休日に、朝のお洗濯が終わったあと、昼間の光の中でゴミすくいはするのがいいんじゃないかなと思います。
今回、過炭酸ナトリウムの超強力パワーが分かったので、水筒や茶渋のついたカップでもつけ置き洗いをしてみようと思います。
つけ置き洗い中の匂いも、さほど気にならない程度だし、オススメです!
まだ、試してらっしゃらない方は、是非、試してみて下さい!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!