神奈川県で行われているラインを使った新型コロナ対策パーソナルサポートのことが、4月15日のNHK「クローズアップ現在+」で紹介されていました。
神奈川県のLINE公式アカウントに友だち申請し、体調等を入力することで、それぞれの人に合わせた新型コロナ対策をLINEでサポートしてくれるというもの。
なんでも、神奈川県だけではなく、全国22都道府県でやっているとのこと。
私の住むところでもやっていないかとネットで見てみると、やってました~。
もちろん、さっそく友だち申請!
現在、わたしには特にコロナが疑われる症状はありません。
でも、いざ家族や自分に症状が出たら、とっても慌てると思います。
そういう人は、けっこう多いんじゃないでしょうか。
このラインのパーソナルサポートは、そうしたときの不安を和らげて、冷静に行動するための一助になると思います。
実際に登録してみての感想は、登録するだけでちょっと(とっても!?)安心です♡
今回は、そんな行政でやっているラインの新型コロナ対策パーソナルサポートをご紹介します。
ライン・パーソナルサポートのサービス
自分の住んでいる自治体のライン公式アカウントに友だち申請した後、発熱の有無や年齢、職業、居住地(郵便番号)、14日以内の海外渡航歴等、2~3分で登録できる内容の基本の情報を入力すると、
現在の状態が表示されます。
わたしは新型コロナウイルス関連の症状はない!ということで、ほっと一安心。
そしてその後、発熱したりだるくなったり・・・などなど、状態が変わった場合、症状が現れた方の画面の該当箇所をポチッとすると、関連した情報が出てきます。
例えば、「強いだるさ・息苦しさの症状が現れた方」をポチッとすると、
相談センターの連絡先が表示されます。
利点と気になる点
最新情報が得られる
新型コロナの感染拡大状況は日々変化しており、それに伴って医療機関や相談窓口の状況も変わっていきます。
手元に3月中旬の地域の広報誌に載っている相談窓口の情報があるのですが、そのころと比べても、うちの地域では相談窓口体制が、大きく変わっています。
このサポートを利用すると、自分の状態に合わせて、最新の相談窓口や医療機関の情報が得られるので、無駄足を踏むことなく、最短ルートで適切な場所にアクセスできます。
スマホでお医者さん相談♡
わたしが注目したのは、これ!
スマホでのお医者さん相談です。
熱があったり、コロナっぽい症状があったとしても、熱がすぐに下がったりなど、きっと微妙で、「受診しようか、するまいか」と判断に迷うことが多いと思います。
特に、お子さんや高齢者の方と同居している場合、病院に行くのは勇気がいります。
お子さんや高齢者、自分自身にコロナっぽい症状があっても、もしコロナ陰性だったのに、下手に病院にいって病院で感染し、「家族全員感染したらどうしよう~」などと、悩んでしまいそうです。
なにより、安易に病気に行って、医療崩壊の一因になりたくありません。
病院に行くタイミングは、見極めたいです。
そんなとき、お医者さん相談をポチッとすると、
すぐに相談できる、お医者さんリストが出てきます。
しかも、わたしがみたときは、30分無料!でした♡
自分の状態を説明したら、ある程度の指針を得られるのではないかな〜と期待してます。
医師リストにはなんと、(うちの地域だけで?)350人以上のドクターが登録してくださっています。
お忙しいと思うのに、本当にありがたいです。
知りたいことに自動で応答してもらえる
よくあるご質問からは、知りたい内容を選択すると自動で回答がかえってきます。
いったん、厚生労働省のページにいっちゃうんですが、
例えば、
感染が疑われる場合
→ 家族に感染が疑われる場合
といくと、
同居している場合には、「部屋を分けましょう」、「ご本人は外出を避けてください」、「ゴミは密閉して捨てましょう」など、8つほど注意事項が出てきます。
チャットボットというものらしいです(チャットボットが何か、よく分かりませんが)。
個人情報が漏洩しないか?情報が商業用に使われないか?
これだけみんなが使っているライン。
個人情報が漏洩しないか
コロナといいつつ、いろいろな商業用に基礎データがつかわれないか
などが気になるところです。
「クローズアップ現代+」での慶応義塾大学医学部の宮田教授の説明によると、
パーソナルサポートは、行政が業務の一環として所有・管轄しているので大丈夫
とのこと。
ラインの会社は基本的にデータにはさわらないようです。
何にしても100%大丈夫、ということはないのでしょうが、個人的には一定の安心感はあります。
登録方法
すでにラインをしている人なら、登録方法は簡単です。
LINE公式アカウント「新型コロナ対策パーソナルサポート(行政)」(各県における展開リストも掲載) | 政府CIOポータル
などで、お住いの都道府県の情報ページを探し、QRコードなどが出てくるので、ラインアプリから友だち登録!
友だちに追加すると、個人情報の取り扱い等の同意画面が出てくるので、同意するで進み、
ステップ3(↓)で、発熱の有無、年齢、性別、郵便番号等、基本の情報を入力します。
これで完了!超簡単です♡
参加している自治体
参加している自治体は、3月末の時点で、
神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、長野県、三重県、埼玉県、岐阜県、福井県、鳥取県、香川県、福岡市、東京都、兵庫県、島根県、長崎県、秋田県、福島県。
今は、もっと増えているようです。
おわりに
生活状況や体調は、一人ひとり違います。
重要な情報も、一人ひとり違うはず。
ラインのパーソナルサポートは、そうした今の自分に必要な情報を提供してくれるのではないかと、期待しています。
きっとわたしはキャパが小さいので、実際に家族や自分にコロナっぽい症状が出たら、慌てふためくと思います。
そんなとき、ラインのサポートがあれば、平常心を保って行動する助けになるはず。
まあ、わたしにとっては、お守りのようなものでしょうか(笑)
無料なので、興味のある方は、是非、お友だち登録してみて下さい!
今回も、最後までお読みいただき、ありがとうございました♡