皆さん、こんにちは!シングル・ワーキングママのぽんちゃんです。
すでに本格的に中学受験準備に入っているみなさまには、常識!なことだと思います。
が、まだ、お子さんが低学年、中学年だったり、「もう高学年だけど、今から本格的に準備を始めようかな~。」と思っているお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんたちは、もしやご存知ないかも!心した方がいいぞ!ということで、今回は、関西の中学受験スケジュールについてご紹介します。
- はじめに
- 私が中学受験したころは・・・
- 関西エリアは超過密スケジュールで短期決戦!
- 灘中と東大寺、両方受かったらどっちに行く?やっぱり家に近い方?
- 最後は、精神面・体力面での勝負!
- まとめ ~時代はだいぶ変わっていた~
はじめに
私の子どもは、小4から小5になるあたり(今年の2月頃ね☆)で通塾を始めました。そのときに「新5年生」ということで、塾の先生からこれからのロードマップ(?)や、心がまえ(?)などの説明がありました。いろいろ資料もいただいたのですが、そうしたなかで一番びっくりしたのが、超超過密スケジュールな試験日程でした。
ちなみに、塾は小4から通う人が多いですが、私の子ども(現在小5)は、小4の頃は寝る時間が早く(夜の8時半ころ)、どう考えても通塾に耐えられそうになかったので、小4の頃は主にWebでお勉強していました。
今も、一部の科目はWebでやってます!
かなり緩めな受験準備かな。。。
私が中学受験したころは・・・
私も約30年以上前(!)に、中学受験をしたことがあります。
そのときは、かなりがっつり勉強し、偏差値的にも、ほほ~っというところに滑り込みました。
なので、中学受験のおおよその流れや、大変さ等もわかっているつもりでした。
また、受験が大変だってテレビや新聞やネットでいっているけど、少子化だし、私立の中学校の数も昔より増えてるし、実はたいしたことないんじゃないの!?
となめていたところもあります。
しかし、塾の先生にいろいろ渡された参考資料の中にあった、
2019年の「入試スケジュール」表をみてびっくり!
ここでやっとこさ、「私の頃とは違う!?」と気がつきました。
あれ、こんなに早いスタートだった?
こんなにいくつも学校を受けれる日程だったっけ?
しかも、とっても短期間に集中しているじゃない!
2019年の場合だと、1月19日から1月26日までの約1週間の間に、ギュギューッと鬼のような日程で、いろいろな学校の試験日程がつまっているんです。
それはもう一覧表をみると、目がチカチカするほど。
「1月中に試験が終わるので、塾の新しい学年のスタートは2月からなんだ。」と、ここで超遅ればせながら納得しました。
私が受験したころは、関西エリアは試験日が2日間実施のところが多く、学科も
4教科+面接 と多めでした。
そして、日程がズレずに重なっていて、ほぼ1校しか受けられなかったはずなんですが・・・。
灘中を受験して残念だった男子たちが、遠く(関西からみて)のラ・サールを受けに行っていたのをうっすら覚えています・・・。
関西エリアは超過密スケジュールで短期決戦!
塾の先生によると、受験者数自体は、ここしばらくあまり変わらず、「むしろ微減かも」ということでしたが、いくつも学校を受けられるようになったことで、かなり競争は激化しているとのことでした。
つまり、就職活動と同じく、どこを受けても合格する子は合格して、残念な子は残念ってこと!?
うちの子、ピンチ!
最近の受験スケジュールの特徴としては、
1 1日で終わるところが多い。
2 午後入試が増えている。
3 コース別入試が増えている。
ということでしょうか。ややこしい・・・。
午後入試の学校が増えたことで、なんと、午前と午後、別の学校を受けることも可能になってます。
私の頃みたいに、(学校側が)「他校を受けさせない。」感じではなく、複数校受けられるようにする方が、お互い(学校同士も、子どもも)WinWinなんでしょうね。
大阪、兵庫、京都、奈良の関西エリアの中学受験校を数えてみると(!)、共学校、男子校、女子校あわせて144校ほどあるのですが(数え間違えていたらすみません(^^;))、午後受験を導入しているのはなんと半数以上でした。
関西は大阪、兵庫、京都、奈良あたりに住んでいると、遠くても一応どこでも通えちゃうので、余計にややこしくなってるのかな。
灘中と東大寺、両方受かったらどっちに行く?やっぱり家に近い方?
2019年のスケジュールでみると、1月19日(土)が私立中学校の統一入試日といわれているところで、大きな一つのヤマになります。
第一志望がこの日の子も、多いんじゃないかな。
男子では、この1月19日(土)に入試があるのが、灘、甲陽学院、六甲学院、大阪星光学院、高槻中学(A日程)、洛星(前期)などですね。
女子では、1月19日(土)の入試は神戸女学院、神戸海星女子学院(A入試)、高槻中学(A日程)などです。
上にあげた学校の中で、2日間、試験があるのは、灘、甲陽学院(2日目は翌日の1月20日)、神戸女学院(2日目は翌々日の21日)です。
ざくっといって、その後の日程で、奈良や京都の難関校の入試が実施される感じです。
つまり、男子だと、
灘(1月19日&1月20日)→東大寺学園(1月21日)→六甲学院・B日程(1月22日)→洛星(1月24日)→大阪教育大学付属池田(1月26日)
が可能ってこと!?
女子だと、
神戸女学院(1月19日)→西大和学園(1月20日)→神戸女学院(1月21日・2日目)→神戸大学付属中学校(1月22日)→大阪教育大学附属池田(1月26日)
とかって感じ?
これはスケジュールだけみての話で、校風とか、全滅しないようにするための偏差値のバランスとか一切無視した内容ですが。。。
1日に2校をはしごするパターンを入れないで、これですよ~!(^^;)
灘と東大寺に両方合格したら、どっちに行くんだろう?やっぱり自宅から通学しやすい方?
2月1日からは東京の入試も始まるので、関西在住でも、中には東京まで遠征する人もいるんだろうな。。。
最後は、精神面・体力面での勝負!
この入試スケジュールをみると、昔、受験をした私などからすると、精神的にも、体力的にも過酷!と思ってしまいます。
ここまで過密だと、学力はもちろん必要でしょうが、精神的なタフさや、体力的な強靭さも重要な要素になってくる気がします。
毎日、毎日、合否の結果が判明する中で、別の学校を1週間受け続ける。。。
細かいことを気にしない、気分の切り替えが早い、ポジティブ・シンキングな子が、如何なく実力を発揮できるんでしょうね。
塾の先生が、「今年、受験終了の6年生は、ごそごそがさがさしている子が多くて、「大丈夫かな~」と心配していたけど、フタをあけてみると、これまでの年よりも灘中の合格者が一番多かった。」とおっしゃっていました。
細かいことを気にしない、のびのびした子が多かったってこと!?
まとめ ~時代はだいぶ変わっていた~
今、お子さんが中学受験をしようかという世代は、お父さん、お母さん自身が、それなりに大変な中学受験を経験された方も多いと思います。
私もその一人です。しかし、通塾をはじめて、自分の経験を過信していたことが、遅ればせながらわかりました。
いや~、時代は変わったというか、私がそれに気が付いていなかったというか。
日程も含め、国際バカロレアだなんだと(バカロレアも今一つわかっていません(^^;))、私が受験したころとは、まったく様相がかわっていました。
私もこれから子どもと一緒に、ぼちぼち勉強していきます☆
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