皆様こんにちは!シングル・ワーキングママのぽんちゃんです。
昨年からはじまった、公認心理師国家資格について、<その1>に続いての記事です。今年の試験は、去年より約1か月実施が早まり、2019年8月4日(日)が試験日です。
<その2>では、いよいよ「私が、今年受けるんだったらこうする!」というのを、去年の反省も含めて、書いていきます!
ちなみに、<その1>はこちらです!まだ、読まれていない方はぜひ。
はじめに(ここは①とほぼ同じなので、読まれた方はとばしてください♡)
まず、私のバックグラウンドです。
予備校の先生ではないので、受験対策はまるっきりど素人です(笑)。
臨床心理士資格は、一応、持っていますが、だいぶ前に取得しているので、系統だって心理の基礎的な勉強をしていたのはかなり前です。
受験区分は「G」で、現任者講習会を受けて受験資格を得ました。
さらにさらに、現在の職業もがっつりな心理職ではありません。
心理関係にはかすっている程度です。
周りで公認心理師を受験したり、これから受験する人もチラホラとしかおらず、情報はなかなかに偏っていると思います。
でも、第1回の試験では、6割得点すれば合格するところ、8割の得点ゲットできました。
そんな私なの書いた記事でよければ、ぜひ、つづきを読んでね!
私が今、受験するんだったらこうする!~試験直前編~
試験の問題は良問が多かったので、時間があれば、どスタンダードの勉強をするべきだと思います。
つまり、定評のあるテキストを2~3冊(メインで使っているテキストの解説が部分的に分かりにくかった時用などに一応)、さらに厚生労働省や文部省の関係するガイドラインや指針をWebから打ち出したものを横に置き、お気に入りのテキスト1冊を数回繰り返してまわして、知識やその奥にある考え方みたいなものを定着させるというような。。。
その方が、実際に仕事をしていても役に立つし。
ちなみに、省庁が出しているガイドラインや指針は、事例問題の考え方にもとっても役立つと思います。いじめ問題の対応とかね
しかし、なんといっても今は直前の時期!
それに、直前でなくても、すでにお仕事をしている方は意外とお勉強の時間がとれず、気ばかり焦るまま、ここまできてしまったかたもいるでしょう。
Webの場合は、「日本心理研修センター」と検索画面で入力すると、すぐに日本心理研修センターのホームページが出てきます。
そこに過去問&答えがあります(解説はないです)。
まずすべきなのは、過去問の(再)チェック
そこで、今、すべきことは、
第1回試験と第1回(平成30年12月16日実施分)の2つの試験を見直し(いわゆる過去問ね)、現時点での苦手なところを把握すること。
です。
まだ、問題をちゃんと見ていない人は、すぐに大急ぎで自分で解いてみるべし!
去年の試験ではこの過去問がなかったんですが、今は2つとはいえあるのだから、最大限に利用すべし!
試験問題はWebでも出ていますが、試験問題の解説本が便利でしょう。
ことし受験予定の知人からもよく聞かれるので、書店でみた範囲では、
「第1回 公認心理師試験 問題解説」(福島哲夫 編)
が、私は見やすかったです。
巻末に、問題番号とブループリントの番号の対照表がついていた点もいいと思います。
しかし、ご自分が読みやすいものが一番なので、書店で何冊かパラパラみて決めてください。
得意分野と苦手分野を把握
そして、試験問題を、
1 余裕で解答できる。
2 なんか昔やった あるいは、わかりそうだけど、間違っちゃった!
→ 答えをみて、「そうそう。」とすぐわかる。
3 聞いたことないぞ、知らんぞ、それなんやねん。
という、3種類に分けてみてください。
みなさんが、今から頑張ってつめていくところは、
「2」のぼんやり分かっているが、正答できるかどうか、不安定というところです!
たぶん、1,2,3は、だいたい分野がかたまっていると思います。
私の場合、お薬問題、生理学問題系が、「3」でした。
「1」は、合間にさっとキーワード等で確認するくらいで、背景や関連事項も思いだせると思うので、大丈夫でしょう。
「3」は、この際、直前期なので、思い切って捨てましょう!
今から新しいことを覚えても、たぶん、時間がかかる割に、1対1のキーワードの対応等で処理できる問題は出ないので、得点はあまりできないでしょう。
知識を少し固めれば正答にたどり着けそうなところを頑張る
そして、「2」のあやふやな部分の精度のあげ方ですが、これは、もうある程度、地道にコツコツやるしかありません。
例えば、「知覚」のところがヤバイ!
となれば、テキストで、キーワードを意識しながら、一通り読み、もう1回、関係の問題を見てみる、など。
このとき、覚えにくそうなところは、ノートを作るといいでしょう。
試験会場にもお守り代わりに持っていけます。
私は、カパンにも入れやすい、A5のファイルにまとめていました。
ルーズリーフは100均で買ってきて、1枚、1トピックで、気になるところから、書き溜めていきました。ルーズリーフは、溜まってきたら、順番が自由に入れ替えられるし、「もう大丈夫!」というのは取り除けるので、おススメです!
こんな感じでつくってました。
その他、勉強するときの注意点
・人物名は英語表記で覚えよう! J.Piaget とかですね。試験は英語表記です。
・過去問問題集や予想問題の問題集を解くときは、正答だけでなく、他の肢も「なぜそれがダメなのか」をしっかり理解してみましょう。そうすると、1問で5倍おいしいですよ!
・事例問題は、「あれっ?それらしい答えが複数?」と思ったら、厚労省や文部省が出しているガイドラインなどを思い出して、もう1回問題をみてみましょう。
・比較的新しいこと、(例えば、サイコロジカル・ファースト・エイド などね)も、ブループリントに載っている程度のものは、何を指すものかはもちろん、それが必要になってきた背景なども併せて押さえよう!
お恥ずかしい話なのですが、私は、この試験の勉強をするまで、「サイコロジカル・ファースト・エイド」って知らなかったんです~(^^;).
・6割とれれば合格です。全問正解である必要はありません。全然わからないところがあっても、動揺しない!
・専門職として働くのに、必要最低限の知識、と考えて、モチベーションを保ちましょう!
おわりに
国家試験とはいえ、まだ始まったばかりの試験です。出題の傾向や、難易度がいきなり変わることもありえます。
社会福祉士や精神保健福祉士など、他の国家試験と同様、最初の試験が一番簡単で、年々難しくなり、その後、難しいところでとまる(この試験だと特例措置が終わる5年後?)ことが予想されます。
マークシートの問題だと、例えば、5つから1つではなく複数を選ぶ形で、全部合わないと点がもらえない、という問題が増えると、点を取るのが難しくなります。
1回目の試験は、このパターンが少なめでしたが、今後、増えてくるかもしれません。
こうしたことを念頭に想定して、落ち着いて残りの試験準備と本番に臨んでください。
みなさんのご健闘をお祈りしています☆☆☆