春は異動の季節。
サラリーマンは転勤、学生さんは新入学で一人暮らしを始める人も多い時期です。
そんなときに必要なのが住民票。
かつて私自身が転勤族であった頃は、3月、4月に住民票の手続きをしようとして市役所にいくと混み混みで大変でした。
昨今は、コロナで多少状況は変わっているでしょうが、それでも役所関係の書類仕事はサクサク済ませたいもの。
先日、急に住民票が必要になることがあり、マイナンバーカードを使ってコンビニで初めて住民票をゲットしたのですが、市役所交付より値段は安いし手続きもとても簡便でなかなかに感動したので、今回は、コンビニ等での交付の利点や実際にやり方をご紹介します♡
マイナンバーカードの交付率が今だ25.2%(令和3年2月1日現在)ととても低い状況ですが、すでにお持ちの方、ちょっとした書類はコンビニで交付してもらえるので、是非、利用してみて下さい。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000732655.pdf
住民票のコンビニ交付の利点
住民票のコンビニ交付を利用してみて、私が感じた利点はおもに3つありました。
★市区町村窓口より利用できる時間が長い。
★アクセスが便利。住んでいる市町村にかかわらず、最寄りのコンビニで証明書を取得できる。
★市区町村の窓口より手数料が安い(場合がある)。
まず、利用できる時間ですが、市区町村窓口は市町村による違いはありますが、遅くても午後7時か8時頃までに受け取らなければいけない場合が多いと思います。
私が住んでいる自治体はそうです。
しかしコンビニ交付だと、市区町村窓口の閉庁時である早朝・深夜(午前6:30〜午後11時)や、土日祝日㊗️でも証明書を取得することができます。
※ただし、12/29〜1/3を除く。
また、住んでるところのにあるコンビニでなくても、最寄りのコンビニで証明書を取得できます。
私は通勤で毎日、県をまたいで仕事に行っているのですが、会社の近くのコンビニでも証明書を受け取れるのでとってもとっても便利です。
出先のコンビニで受け取れるって、かなりいい感じです。
また、これは市町村によるのですが、窓口より交付手数料が安くなることがあります。
私の場合、役所の窓口で交付してもらった場合、手数料が300円のところ、コンビニだと150円で済みました。
実に半額です!
画像引用元:総務省ホームページ
さらに、住所地と本籍地が異なる人でも(←転居が多い人は、こうなりがちですよね)、本籍地の戸籍の証明書が取得可能な場合があります。
残念ながら、私が住むA市では、本籍地がA市にあって他市町村に住んでいる場合、戸籍関係の証明書はコンビニで受け取れません。
本籍地がある市町村によってまちまちです。
証明書を取得できるお店は約5万4千箇所
現在、約54,000箇所のコンビニなどのお店でさまざまな証明書の交付が受けられます。
全国展開のコンビニチェーンだと、ローソン、セブンイレブン、ファミマ、サークルKなどなど。
画像引用元:総務省ホームページ
私は今回、ローソンのマルチコピー機を使用したのですが、全国展開のお店以外でも、地元展開のコンビニやスーパーでもOKなところがあります。
コンビニ交付サービスで取得できる証明書は6種類
取得できる証明書の種類も、けっこう多いですよ。
★住民票の写し
★印鑑登録証明書
★住民票記載事項証明書(対応しない市町村もあり)
★各種税証明書(対応しない市町村もあり)
★戸籍証明書(対応しない市町村もあり)
★戸籍の附票の写し(対応しない市町村もあり)
たぶん、一番よく使うのは住民票でしょうが、印鑑証明などもいるときはいるので、便利ですよね♡
利用に必要な条件
①行政サービス参加自治体に住んでいる人で
②マイナンバーカードを持っている人です。
自分が住んでいる自治体が行政サービス参加自治体かどうかは、この(↓)総務省のページからチェックできます☆
コンビニエンスストア等における証明書等の自動交付【コンビニ交付】 | 利用できる市区町村
そして、マイナンバーカードは紙の通知書の方ではなく、プラスチックのカード型のものしかダメです。
さらに、③4桁の暗証番号と④手数料も必要です。
4桁の暗証番号、あっちこっちで必要ですよね。
忘れないようにしなくちゃ(-"-)
ローソンのマルチコピー機で住民票を取得する時の操作方法
最初、使う前はビクビクしていたんですが、本当に簡単でした。
時間にして2~3分です。
1 マルチコピー機の前に立ちサービスを選択
ローソンのマルチコピー機です。
パネルをタッチするとこんな画面が現れるので、『行政サービス』を選択します。
2 証明書交付を選択し同意ボタンをポチッ
機種によって出てくる画面は多少違うと思いますが、基本、次々に出てくる画面に従って進むだけです。
『証明書の交付』を選択して
『証明書交付サービス』を選び
同意ボタンを押します。
3 マイナンバーカードを読み取らせる
そしたら次に、マイナンバーカードを読み取らせます。
カードが置けそうなところが2か所あったのですが、機械のインストラクションにしたがって、右の方に置きます。
これも機械によって異なると思いますが、マイナンバーカードはICチップが裏側についているので、私が手続きした機械では、写真を表に向けて、チップがある方を下にして読み取らせる方式でした。
次のところで、『お住いの市区町村の証明書』か『他市区町村の証明書(お住いの市区町村以外の証明書)』が選べるようになっていました。
住所地と本籍地が異なる人が戸籍証明書などを取得する際は、『他市区町村の証明書(お住いの市区町村以外の証明書)』を選びます。
4 4桁の暗証番号を入力
ここで、暗証番号を忘れたり、家族の番号を自分の番号と思い込んで入力したら、3回間違えるとロックがかかります。
そうなると、カードが使用できなくなりダメージが大きいので、しっかり手続き前に暗証番号は確認しておきましょう!
5 必要な証明書を選んで手数料を払って終わり!
必要な証明書を選ぶと
続柄の記載や個人番号の有無の記載などを選べるようになっています。
これを選んだら、手数料をコピー機のお金を入れるところに入れて、しばし待ちます。
ちょっと待っているとコピー機から印刷されて出てきます♡
おわりに
やる前はけっこうビクビクしていたのですが、やってみるとなんてことなくスムーズにいきました。
時間も数分しかかからず、最寄りのコンビニでできたので、まさに簡単便利!
わたしが住む自治体の場合、手数料も窓口で手続きする方法の半分で済みオトク!
なにかと評判の悪いマイナンバーカードですが、住民票に関してはいけてました。
春や秋は異動が多くて住民票の出番も多い時期ですが、マイナンバーカードを持っている人は、是非、近くの店舗でチャレンジしてみてください♡