今日からいよいよ9月。
学生さんは今年の夏休み、ちょっと短かったり、すごく短かったり、ほとんどなかったりといろいろだったと思います。
コロナの影響で、いつもと違った夏休み明け。
ただでさえ大変なのに、さらに今年はイレギュラーづくしで不安がいっぱい。
そんな10代のもやもやした気持ちを共有するプロジェクト、『#8月31日の夜に。』という番組が、8月30日の夜中にNHK・Eテレで放映されました。
深く考えずに何気なく見始めたんですが、内容がすごくよかったと感じました。
ベタな言い方をすると『こころに刺さる内容』というか。
そこで今回は、この番組の感想を書かせていただきます♡
画像引用元:NHKプラス公式ホームページ
出勤途中に、『NHK+』の見逃し配信(9月7日まで配信されてます)で見直してしまった。
それくらい気に入っています♡
『#8月31日の夜に。』プロジェクト
毎年、NHKでは夏休みの最後の夜に、『学校がつらい』『死にたい』など10代のもやもやした気持ちを共有するプロジェクトとして、『#8月31日の夜に。』という番組を放送しているらしいです(今まで知りませんでした(^^;))。
番組の内容は、『2020年 ぼくの日記帳』という10代の人たちが日々の出来事や思いを書き込める掲示板などから、言葉をひろったり、日記を投稿した人たちがアバターでスタジオの出演者のアバターと会話したり、ツイッターを読み上げたり・・・とバーチャルな感じです。
ヘビーな内容だけどあまり暗さがなくて暖かい感じなのが素敵
これは、中川しょこたんはじめ、登場されている方々の力によるところが大きいと思います。
『朝が来るのが恐ろしいと、毎日考えていた』
『死にたいとか、あるよね~』など
ちょっと公には言いにくいタブー的なこと、家族がそうした発言をしたら『ひえ~』と動転してしまいそうなことを、『そう思うときもあるよね~』と正面から認める度量の深さ。
『死にたいな』という波が来たら、とりあえず寝ちゃうそうです。
いい方法かも。
モデルのよしあき君は、夜、遅くまで起きているといろいろ考えるので、お父さんやお母さんと相談して早寝・早起きをすることにしたとか。
他にも
『人間関係が苦手で、やっと入れてもらった友達の中にいても、自分は置物のように感じる』
という投稿に対しては、
『わかるわかる。あるある』
『それって、すごい緊張感の高い人間関係だし、大変だよね。』
とか。
『傾聴したり、共感したりすることが大切』
とは、よくいわれるところですが、しょこたんたちの姿をみて、『傾聴とか共感ってこうゆうことか~』と改めて感じました。
忘れていた10代のころを思い出す
普段わたしは、実家の親にいろいろ助けてもらっているとはいえ、シングルママなので働いて子供を食べさせていかなきゃならないし、日々、目の前のことしか頭にない生活を送っています。
逞しくずぶとい関西のおばちゃんなのですが、この番組をみて、いろいろ学校の人間関係や将来のこと、はたまた自分の存在意義について悩んでいた10代の頃のことを思い出しました。
それとともに、その頃悩んでいた課題は果たして解決できているのだろうか?
いや、単に忘れていただけ、脇に置いていただけではないのかという気がしてきました(^^;)
若者は大変だ。コロナでも割をくっていると思う
わはしは10代の頃(大昔)と比べて、明らかに今は『生きやすい』感があります。たぶんそれは、みんなに好かれなくてもいいと割り切れたことと、弱いところや恥なところを
表に出して周りに助けを求められるようになったことが、大きいんじゃないかなと思います。
長い年月を経て、すぶとくオバちゃん化したということなんでしょうね(^^;)
悩んでいる若者が読んでくれていたらいいたい。
オバちゃん化すると楽だよ~。
それにしてもこの半年間を思い起こすと、いち早く学校は休校になり、その後もなかなか再開されなかったりで、家に軟禁されて我慢をしいられ、子供たち(や学生さんたち)が一番、これまでと違った生活になってしまったんですよね。
大人はちょこちょこ仕事で外に出たりしていたもんね。
うちの子の体調も、コロナのせいばかりではないんですがいま一つで、一進一退を繰り返しています。
みているわたしや同居している祖父母も心配でしょうがありません。
でも、本人が一番しんどいと思うので、しょこたんのように深い度量でイライラせずにゆったりと支えていけたらな~、と思っています。
コロナで先行き不透明な状態が続いていて不安だし、夏の疲れが出る頃ですが、お互いぼちぼちいきましょう✨
最後までお読みいただき、ありがとうございました✨